血は太陽よりも赤いの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『血は太陽よりも赤い』に投稿された感想・評価

✔『鉛の墓標』(3.5p)そして『血は太陽より赤い』(3.5p)及び『聖少女拷問』(3.3p)▶️▶️ 

 若松は大卒でないせいもあり、当時の大手の映画会社に入れなかったのか、元々そんな気はな…

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「怒りが表現の原点だ」と言う若松孝二がストレートに若者の怒りを描いた。若松はアップと俯瞰だ。目のクローズアップ、俯瞰ショット、大胆なメリハリが素晴らしい。
若松の「円環」の主題。乱行や輪姦の場面は円…

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oekoju
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「機関銃を買うんだ!!」
「えぇっ…」

太陽がなくなると色がつくのね
顔に似合わず武闘派なので結果兄嫁がいちばん手強い
菩薩
4.0

同時期の若松作品の中ではかなりウェルメイドな出来だと思うが結局はクソみたいな大人と汚い社会に復讐する若者の話だからしっかり若松節。話が複雑なので割愛するが、霜降りのせいやにしか見えない欲求不満受験生…

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ジャズ× 南無妙法蓮華経
オープニングの曲もなんだあれは

ひろしの虚ろな目が良かった
怒りのベクトルがどんどんズレていくがパワーだけはえげつない若者
一
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インチキばかりの大人の世界に嫌気がさしてヤクザに仲間入りし、いきなり好きな女の父親を殺させられる主人公。そのあとで中華料理屋に連れていってもらうのだが、学校の先輩で憧れだったはずの兄貴分が、口の周り…

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寺山修司がたいそう気に入ってたらしいって事で鑑賞。
徹底した大人vs子供の構図。記号的な相関のレイヤーを実直に重ねていく事で、当時の日本社会が抱えていた未来無き淀んだ空気への絶望と怒りが顕現する
ENDO
4.5

重たくて質感的。主人公ヒロシは小市民の会社では卑屈で家庭では居丈高の兄、理解があるようで社長と不倫をする色情の嫂、そして宗教狂いの母の間で受験戦争真っ只中で娯楽もろくに無く性的にも窒息しかけている。…

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4.0
オープニング曲、最高。
あと好きだったのは義姉の誘惑を跳ね除けるところ画面越しに負けるなと応援したくなった。
白黒とカラー切り替わるのも鮮やかだった。

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