【一言で言うと】
「ひと夏の“偽り”」
[あらすじ]
ある夏休み、一家で新しい街に越してきた10歳のロールは、「ミカエル」と名乗り近所の子供たちに自分を男の子だと思い込ませる。やがて、仲良くなった…
自分のことを受け入れてくれる人が1人でも
いたらとても幸運なことなのだと思う。
それが家族じゃなくたって、友達じゃなくたっていい。理解も肯定もなくていい。
ただ自分という存在そのまんまを否定せずに
…
性同一性障害の、まだ体の変化が起こる前の、心の葛藤の話。
体の違いは認識していて、それについての悩みや、映像での表現もあって、親心に胸が苦しくなる。
子役の子のケアも心配する。
ストーリーはとても繊…
男の子でいたいのに、まわりは受け入れてくれない。だから声を出すのが怖い。妹は幼いながらもお兄ちゃんのことをよく理解していて偉いなと思った。親が子にこうあって欲しいという願望を押し付けるのは決してあっ…
>>続きを読む大人になっても自分のことは分からないのに、子供の段階から自分の性別のことや生きていく上での判断なんか難しいと思った。性自認に悩む本人はもちろん悩みが沢山あると思うけど、その子の周りがどう接するかも子…
>>続きを読む© Hold-Up Films & Productions/ Lilies Films / Arte France Cinéma 2011