協力防空戦の作品情報・感想・評価

協力防空戦1942年製作の映画)

製作国:

上映時間:11分

3.4

「協力防空戦」に投稿された感想・評価

nori007

nori007の感想・評価

3.0
日本本土の初空襲は1942年のドーリットル空襲。なのでこの空襲の後にすぐさま作られたのだろうか?かわいいアニメで焼夷弾の種類や鎮火方法を詳しく説明してくれる。
主に、油脂焼夷弾、エレクトロン焼夷弾、黄燐焼夷弾の三種に大別され、大まかには周囲に水をかけ、濡れ布団などで引火を防ぎ、砂や水を使って消火に努めるといった内容である。なんとも物騒なアニメだが、当時は帝国主義の弱肉強食の世界。生き残るためにはやらざるを得ないのだ。
しかしその後の東京大空襲や原爆投下を知っている身としてはとても見るのがつらい。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

戦前アニメの中では観ていてかなりツライ…珍しい実用アニメ。なんと空襲に備えるための超実用啓発アニメです。焼夷弾の種類、着火装置の違いおよび燃料の性質の違いを説明し、油系か化学反応系かで消化方法が異なるので、水か土をかぶせるよう細かく解説があります。
なにが…なにがツライって…こんな隣組のバケツリレーじゃ間に合わない程大量の焼夷弾が降り注ぎ何万人も焼き殺された史実を知っているから…!戦略空爆(工場等を狙う)のハズレ玉とか誤爆ならこんなふうに隣組で対処できたと思いますが…空襲はそんなレベルでは済まない大量の爆弾が投下されたから…

戦時下にあるとある家畜村(そこは動物村でいいだろと思いますが畜産の近代化が進むのは戦後を待たねばなりませんので、現代の我々が想定するいわゆる経済動物よりもっと広いニュアンスだと思われます)。戦時下といい敵とはいうけど、これまた戦中邦画のお約束で“敵”を悪し様には言わないんですね。日露戦争時も露助って言葉が子供たちの間で流行った時、敵とは言えそんな言葉を使っちゃいかんと文部大臣令でお触れだしてましたしね。鬼畜米兵も朝日新聞とかメディアがこぞって使ったものだったと研究も出ていますし。
…(тωт。`)空襲の甚大な被害をおもうとそんな配慮がつらすぎる。…はぁ…うさぎだタヌキだの動物のモーションがやたら可愛い分余計切なくなるわ。