どうしようもなく岩井俊二ワールドだった。リリイシュシュの世界観に近い、のかな。映画館じゃなくて家で観てよかったのかも、という感じがいま、している。美しくなんてない、ってことを、美しくないままに、とて…
>>続きを読む自宅で観ましたぁ〜。
岩井俊二監督作品。
これを知らなかった。
外国人が主演だからか、淡々とした感じの中に温かさみたいなものが薄れているような感じがあった。
ヴァンパイアが主人公なんだけど、
…
「惹かれあう孤独な魂たち この世の果ての恋物語」というのは、サブタイトルではなくキャッチコピーなんじゃないの?
それはともかく、岩井俊二が吸血鬼の話を撮ったら、こうなる気はする。
岩井俊二が全面的に…
血に執着する主人公。
自殺志願者の血を抜いて殺し、血を採取する。
それはいずれ、ヴァンパイアと呼ばれ始めた。
ある時、出会った自殺志願者の女性を主人公は殺せなかった。
——あなたのために、私生きよう…
サイモンは自殺願望のある者たちに近づいては血を抜く自殺方法を提案し、その血を飲んで生きているヴァンパイアだった。
一方表向きには理科教師として働き、自宅でアルツハイマーの母親を看病する生活をしていた…