tokyo.soraの作品情報・感想・評価

「tokyo.sora」に投稿された感想・評価

町田康、コインランドリーにて
きれぎれとはまた皮肉ですてきだ…
「ごめん、ごめん、今日はごめん」
言葉の少なさにリアリティがある
淡々で青い空と人が良かった。
tony

tonyの感想・評価

3.7
こんな時だからショートトリップの代わりにと映画を観たが、この映画ではなかった。
ゼロ年代を象徴した映画だった。あの当時を思い出す資料として貴重な映画だと思う。バブルの泡がなくなりきって何も残っていない状態。確かに20年前はそんな感じだった。私自身も何もなく、ただ海外の中田英寿の活躍を楽しみにしていたくらいだった。そんなときを青春時代として生きていたのだからその影響は私の中に大いに残っていると思う。そのころからユニクロが拡大していく。役者の風貌もそうだけど、何もしない感じが流行っていた。映画のジャケット写真の空多めで、小さく文字が添えてある感じもそう。空虚感と閉塞感。それは今も残っているのかもしれないけど、SNSのおかげで紛すことができているのかもしれない。再びこういう時代が来るのかもしれないけど、私たちは震災後の10年で泡にならない何かを残せているのだろうか。
他のレビューを見ていたら、この監督さんは脚本を作らないらしい、セリフの大枠だけ伝えて、その場で役者さんの言葉を待つらしい。カメラを向けられるだけでも怖いのに、さらには自分の言葉を発しないといけない、その恐怖とやらは想像を絶するものだと思う。その恐怖があの時代の生きる不安に変化して私に伝わってきたのだと思う。時代が変わったせいかペタルダンス以後この監督さんの作品がない。
タイトルがtokyoなのだが、どこにでもある地方都市のような気もする。東京でそんなに空を意識した記憶がない。
saki

sakiの感想・評価

5.0
大好きな映画で、
久しぶりに観ました。
10年以上ぶり!?

何度も観ていますが、
何度観てもやっぱり
引き込まれてしまいます。

音楽がなくて、
淡々と生活が続いていく。
でもドキドキしていたり、
死にたいほど辛かったり。


女優さんだけでなく
俳優さんたちもいいんですよね。

東京の空の色って
こんなだったなあと
思い出しました。
どんよりしてて重い。


10年ぶりに観て気になったのは
「誰もスマホをいじっていない!!」
ということでした。結構な衝撃…。

今同じ映画を撮ったら、
間違いなく半分以上のシーンには
スマホが映っていると思います。
時代は変わりましたね。
sora

soraの感想・評価

5.0
透明感にあふれる東京が見られる。
そして、そこで悩みながらも精一杯生きようとする女性達の姿も。

タイトルが秀逸。同じ東京の空の下、そこで生きることによる見えない連帯をあらわしているよう。

東京に行くたびに、この映画のような世界、景色を見たい、と思う。もちろんはっきりとは見えないのだけれど、映画を観た分、懸命に生きる人々がいることが、うっすらでも伝わってくる。

出演者さん、みなさんきれいです。
apple

appleの感想・評価

4.1
映画に興味を持つきっかけになった作品。
時が経ち、いつか、ふと見上げた空には光があることを教えてくれた。
猫舌

猫舌の感想・評価

5.0
私の青春。
上京して間もない私のハートに刺さりすぎて、
写真集まで買ってしまったよ。

あの透明な水色の空。

あのころの胸の疼き、
たまに見ては思い出す。

哀しくて愛おしい作品。
櫻

櫻の感想・評価

-
すけるような空の青に溶けてしまいそうな横顔たち。人が生きている。それだけなのだけど、さびしくてきれいだった。あの時、口に出さずに飲みこんだ言葉は、もう二度とあの子に言うことは叶わない。これはいいやと、これは言いたいの選別はどこだっただろう。ひとりきりの部屋で、ただ俯いて考えこむ。いない背中。きこえない息の音。人は同じ場所にとどまることができないから、当たり前にうしろ髪はひかれまくりだ。空はなにも見ていないふりをして、わざわざ影おくりをしなくても、じっと静観している。そんなひとりきりたちのことを。

ほんとうに時々、映画の中に自分を見つけることができる。本作もそれに該当するのだけど、出てくる6人の女の子たちそれぞれに、わたしの影を見た。わたし、という存在ひとりひとりが持つ孤独のこと。言葉や表情からは滲み出さないこころの奥底の昏さのこと。それは言葉にならず、誰にも明かさずに抱きしめていた気持ちのかけらだったし、遠くを見ているときのさみしいまなざしでもあった。
Hiii

Hiiiの感想・評価

2.9
音楽がなくて耳障りな日常の生活音だけ。
会話も少ないので少し分かりにくいが、
感じる映画なのだと思う。

個人的に群像劇としてもう少しそれぞれの背景やストーリーを掘り下げて欲しかった。
あと、感じる映画なりにカメラワークや色、光にひねりが欲しかった。
遠目で見ている感じなのだとは思うが、音楽も会話も少ない分、人物の表情からの感情をもう少し感じられたらと思ってしまったのは私だけだろうか…

井川遥はやっぱり魅力的で一緒に飲んで走るシーンは2人が活き活きしてとても良かった✨
Hana

Hanaの感想・評価

-
「寂しい人ー!はーい!」

「生きてくのが、重たくなったときに、人はこういう声で話すんだなと思う。そういうの、生きてること、やめたいって思ったことある?俺は毎日思う。」

分かるような、分からないような、
現代美術館にいるみたいな気持ちになった。
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