東北の神武たちの作品情報・感想・評価

『東北の神武たち』に投稿された感想・評価

べらし

べらしの感想・評価

3.3

『野火』と同じだな
共同体に絶望し尽くした結果"人間の匂いのするところ"へひとり向かっていく男の話だ
モダニストってのはスタイルだけの話じゃない

それは今村昌平の映画から決定的に抜け落ちてしまった…

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舞台は東北の寒村。なんだか小汚い「やっこ」たちを撮っても、どこかスタイリッシュ。
随所に散りばめられる彼らの集合を映した画がいい。
ラスト、冬の場面のセット感がすごい。そこだけ『カリガリ博士』になっ…

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アノ

アノの感想・評価

1.4
雪山のセットが酷すぎて絶句する。
ぼーっと立って喋ってるだけの農民で締めるのも最悪。
もへあ

もへあの感想・評価

3.3
今村版「楢山節考」の完成度とどうしても比べてしまうが、こちらも味わい深くて良い。
芥川比呂志のすっとぼけた台詞回しがクセになる。
しかし、悲しい身の上だなあ。
notitle

notitleの感想・評価

3.5

今村昌平の『楢山節考』は、深沢七郎の小説、『楢山節考』と『東北の神武たち』を足し合わせて作った作品らしい。つまり、この作品の大部分は今村昌平の『楢山節考』でも描かれている。
この作品は悪くないのだが…

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mingo

mingoの感想・評価

3.4

「楢山節考」の深沢七郎原作、主演は芥川比呂志。かつての東北は貧しく、そこに生まれた次男以降は「やっこ」と呼ばれ、長男と区別する為にボロ服を着せられ、ヒゲも伸び放題で一生土地も嫁ももらえない存在であり…

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dailyfroth

dailyfrothの感想・評価

2.5
いじけて部落を去るくらいなら頭に懐中電灯巻いて村人を皆殺しにしてほしかった。市川崑ではなくなるけど。

映画ではいつの時代か分かりませんが、次男以降はヤッコと呼ばれ、結婚が出来ないどころか髪や髭を整えることさえ許されず家内奴隷として一生働かされる…ってことが東北でもあったんですね。女性が当たり前のよう…

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