『楢山節考』は、1958年に公開された木下惠介監督の作品です。深沢七郎の同名小説を原作とし、貧しい山村における「姥捨て」の風習を、様式美と歌舞伎的手法を駆使して描いた、異色の日本映画です。当時の社会…
>>続きを読む確かに歌舞伎調なんだが、歌舞伎調でやるための題材ではないんじゃないかな。スコープとカラーのネガフィルムを際立たせたいってことだとは思うんだけど。どちらかといえば能でしょ…『カルメン故郷に帰る』もそう…
>>続きを読む調べたら全シーンセットで歯もこのために歯医者で抜いたという気合いの入り方もすごいし、捨てられる側が自ら捨てられにいって周りがどう折り合いつけるか(話してる内容はあまり理解できなかったけど、演技でだい…
>>続きを読むセリフのほぼ9割聞き取れませんでした…。故に大筋はわかるが、すごい怖いことが起こってるけど個々の状況が全然わからない。それでも舞台的な美術や照明、演出は見応えがありました。セットが動いたりするだけで…
>>続きを読む今村昌平版のが好きかなあ。
本作はオールセットらしくて、三味線と長唄で舞台を見ているみたい。ただ引きのシーンが多くて役者の顔もよく見えないし、BGMもわたしはちょっとやかましく感じてしまった…。申し…
歌舞伎調で語られる民間伝承。
絵の作り方も顔のアップショットは少なく、ロングショットの長回しが基本。舞台的な効果を狙っている。鮮やかな舞台美術も見事。おりんが楢山に行く正月まで春、夏、秋そして冬と…
1958年 松竹大船 カラー 98分 シネマスコープ
*ホワイトノイズあり
姨捨伝説は、能の演目にもなっているように、平安時代から存在する説話ではあるが、実在した風習だったかは疑問視されている。
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