阿波の踊子/剣雲鳴門しぶきの作品情報・感想・評価

「阿波の踊子/剣雲鳴門しぶき」に投稿された感想・評価

庶民が待つ一年間のその日でもあるし、七年間待ったその日でもあるし、「待つ」行為の楽しさや華やぎ且つスリリングさが“明日踊ろう”にあるのがとてもよかった
期待しすぎた節はあるがまあ良かった。
前半があまりにもウェット(デコちゃんと川原で話すの10分、入江たか子と話すの10分)で間延びしているのが惜しい。

後半3浪人が牢屋から出されてからは俄然面白くなる。
阿波踊りの大騒ぎを静かな圧力として演出しているのが白眉。
屋敷に乗り込んだ長谷川一夫が老中を追い詰めるときの壁を抜いた撮影(と空間演出)も好き。

あとデコちゃんがめちゃくちゃ可愛い。
3浪人を順番に殴るとことか最高や。
この年頃のデコちゃんを見られるのも中々貴重だ…。
デコちゃん(高峰秀子)がかわいい!!
それにつきる。
あと長谷川一夫は、大河内伝次郎や片岡千恵蔵とは違うタイプのスターだ。
男性的豪快さより、やさ男の色気が際立つ。
セリフ回しも「です・ます」調で丁寧。敵に対しても敬語で話す紳士。
この時代の映画はスタイルにつらぬかれている。
同じセリフを繰り返して印象を強める。
あと説もあまりしない。
映画としてのスタイリッシュさを見習うべきかも知れない。
ただ「鴛鴦歌合戦」ほどの湧きたつ面白さはない。
nagashing

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3.0
妹キャラのデコちゃんが激萌え。「不在の在」を感じさせる序盤から満を持しての長谷川一夫の登場にアガりまくるが、視点が長谷川へと移ったとたん、臭すぎる大根芝居(個人の感想です)が役柄のナイーブさを露骨に強調させて下降線の一途。話の展開も異常にわかりにくい。どうしてこの脚本でいけると思ったのか謎。復讐劇のはずなのに、敵を追いつめていく手順や過程を阿波おどりのダイナミズムで強引にすっ飛ばしてしまう。エキストラの物量的な迫力もあいまって、この力技がそこそこうまくいっているのだからタチが悪い。幽霊の表現がフォースの霊体みたいで笑っちゃった。ルーカス、もしや観てるな?
高峰秀子が長谷川一夫のまねをする場面が良かった。

「ミュージカル映画特集III」@シネマヴェーラ渋谷
tokio

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3.8
Rec.
❶18.10.28,シネマヴェーラ渋谷(35mm)/ミュージカル映画特集Ⅲ
7年前阿波踊りの祭りの日、十郎兵衛なる人物が磔に処された
これは悪家老らによる陰謀で、十郎兵衛が無実であることは多くの者が知るところであったのだが権力には逆らえない
残された十郎兵衛の弟はいつか祭りの日に復讐に来ると言い残し消息を絶った
それから7年目の祭りを間近に控えた頃、高峰秀子が働く宿場にふらりとやってきた男(長谷川一夫)がいた、この人こそあの人に違いない!と期待する高峰秀子であったが、、、

シネマヴェーラ渋谷のミュージカル映画特集にて鑑賞
キャスト的に今回一番見たかった作品です
まず、、、言いたいのが、これミュージカルじゃないよ!w
確かに終盤狂ったように踊り続けてますけど、これミュージカル言うのは無理があるw
けど、むしろグッジョブ!よくぞラインナップに入れてくれた、見れて良かったです
ちょっと寝不足で無理して行って、途中とんでもなく眠かったのは無念、眠くない時見たかったわー

こんなに古い映画なのに顔を知ってる役者さんが意外と多かった点も良かった
長谷川一夫、高峰秀子、黒川弥太郎、清川虹子、沢村貞子、みなさん若いです

長谷川一夫はこの頃はまだまだ純粋にかっこいいですねー、そして高峰秀子がヤバすぎた!w とにかく上手い!あどけなさ、かわいらしさ、ふくれてみたり、最後はせつなく、表情豊かで魅力が爆発してました

この作品、後年マキノ監督が東映でセルフリメイクしてるみたいなのでそっちも見てみたいなー
でも見る前からこれを超えるのは考えられない気もするけど
大友柳太朗好きだけどこの長谷川一夫には敵わないでしょー、丘さとみ好きだけどこの高峰秀子は無理でしょー
ただこの作品、公開当時のものではなく改題短縮版ということで、リメイクの方が映画としてはちゃんとしてるのかもしれない
yuria

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4.1
最近ダンスバトルの映画が多いように思うが、マキノ雅弘は「劔雲鳴門しぶき」(阿波の踊子)ですでにそれをやっていた。「明日、踊ろうぜ!」横浜 東京藝術大学の野外上映にて。
hush

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4.0
高峰秀子可愛すぎ。

もーね。かわいい。

芸大の新港校舎にて、屋外上映。港の風がえがったぜよ