子どもの頃はそもそも背景やストーリーを完全に把握できなかったこともあり、若干トラウマになった記憶あり。ただ相当大人になってから観ると、これは人間が生死と性にただただ真っ向向かいあった話を描いたものだ…
>>続きを読む映画は汚くて醜いものを映し出す道具でもあるのか、、、
一概に老人を山に捨てることが悪いことだとは言い切れないし、おばもそのことを種の存続として受け入れてる。
新しい死の在り方を見た
もう観たくない…
後半で姥捨山やるための説得力としての前半が悲惨すぎて笑えてくる
残酷な風習も全部ベースに貧しさがあって今の時代に生まれてラッキーって思える
序盤あき竹城が来た時の安心感が凄かった、この人なら全部なん…
本作は69歳のおばあさんが、貧しい村と家を守るため、70歳を迎えた冬に楢山に参る物語だ。ただ、因習によって、貧しい家のために年寄りは邪魔という文化が根強い中、元気な母・おりんを山へ捨てることに抵抗が…
>>続きを読む死ぬことと生きることが、今よりもずっとシームレスだった時。楢山参りのルールは生者を死者として扱うことで、これからも生き続けるものへの配慮なのだと感じた。
人はいずれは死ぬが、いずれを待てない現実の…
今村昌平監督。人間のいやーな部分や下品さ、恥を包み隠さず、直で見せつけてくる監督。
姥捨山の話し。昔の話ではありません。姥捨山は今老人ホームと名前を変えただけですね。
同監督の神々の深き欲望と似…
自然信仰と共に生きる
忘れられた日本人。
姥捨山のくだりが有名な本作だが、それはこの作品のごく一部でしかなく、ここで描かれるのは、生物の生態系に組み込まれた人間という種の営みであり、その生態系シス…
食料不足ゆえ、社会秩序を保つ為に色んな村の掟が存在した。
長男以降は奴という単純労働力で帯を持てない。
他人の私有財産を盗んだ者には村の合議の上厳罰が処される。
70を過ぎた老人は(労働力として機能…