天晴れ、が似合う。硬質なモノクロな画面に映える仲代達矢の眼差しの凄みと白目の白さが恰好良い。武士道の美学とその裏に潜む欺瞞を同時に描き切り勧善懲悪には回収されないのにおもしろい。上流武士社会への批判…
>>続きを読む人として立派であるとはどういうことなのか。身分や財産、社会的な立場で人間の価値は決まるのか。今を生きる私たちの生き方を痛烈に揺さぶってくる名作。
舞台は江戸時代初期。戦国時代が終わり、徳川幕府によ…
荘厳な映像と格調高い演出が素晴らしい、実に骨太な時代劇だった。
王道の復讐劇として十分に楽しめたし、一本の映画としての完成度も高いと思う。
これは確かに歴史に残る作品だと感じた。
以下…
天下泰平の世に投げ出された食い詰め浪人の悲哀と反骨。
初めに切腹を申し出た男についてはなんと間抜けなと思ったけど、次に申し出た男によって事情が明らかになるにつれて同情を禁じ得なかった。
2人目の…
1962年の作品でありながら驚くほど古さを感じさせない映画だった。
モノクロかつ時代劇という、一見するととっつきにくい要素を備えているにもかかわらず、すぐにその印象は払拭された。
印象的だったのは…
切腹
序盤、何を言っているのか聞き取れないところが少しあったけど、そんなことがどうでもよくなるくらい、中盤から終盤にかけての盛り上がりがすごかった。
今のご時世にも通じる話だと思う。
リーマン…
武家社会の体面と武士道の醜い部分をさらけ出す作品。
脚本が見事。不幸な浪人の独白を家老がきき、お家の立場を声高に唱える物語。語り口、呼吸、そして間。会話の緩急にグイグイ引き込まれる。
「自ら死に臨む…
ずっとずっと観たかった小林正樹監督のド名作。前半は舞台が江戸時代の時代劇なので何言ってるのかは分からない点も多かったが、展開はだいたい理解できた。そして後半。後半は無駄のない脚本と圧倒的悲惨な回想、…
>>続きを読む松竹株式会社