規範を提示する者たちが、いかにその規範に従うものを裏切るか。
上辺だけの武士倫理を告発するプロットに、現代におけるナショナリズムの称揚がオーバーラップするのは必然だと思った。
切腹やいわゆる"武士…
切腹するする詐欺をしなければならい程に追い詰められた御家取り潰しで困窮に喘ぐ浪人たちと、譜代大名筆頭の井伊家ぬくぬく家臣たち&体面を保つのに必死な家老との対比よ。
泰平の世もいつかは崩れ落ち、やが…
「とはいえ大阪の陣以来、刀の下をくぐるのは16年ぶり」→強者のセリフすぎる
ずっと面白いけど、切り落とした髷を放るあたりからアドレナリン止まらん。
丹波哲郎めちゃくちゃ強そうなのに、「所詮は畳の上…
仲代達矢が亡くなったことをきっかけに観ました。
「武士である前に人は人」
「よくぞ血迷った」
こんな感じの台詞が頭に残っています。
武士モノとかマフィアモノとか「漢の世界」を表現した作品って「女子供…
なんで義理の息子が切腹しに来たのかが分からなかったが、当時そういって武家をゆする浪人が多かったらしく、彼もお金目当てだったのだと。
なるほどな。
俳優さんの眼光とあの場でも浮かない落ち着いた話し方…
俳優の表情、声が素晴らしい。
武家社会のシステムと人間模様の衝突、さりげない伏線回収、脚本が分かりやすい。ありきたりな身の上話なのに強さがある。切腹を申し出た者が少しばかりの時間を求めたのは武士の品…
xでオススメしてる方がいたので気になって視聴。
会話劇が殆どだったが、終始スリリングな展開で飽きなくて凄い。言い回しが古風だから所々分かりにくいのだけど、なんとなく喋っている内容がわかるので作り込ま…
緊迫感がすごかった、BGMが雑音に感じるぐらいの緊張感に目が離せなかった
静と動、余計が動きがなくより一層の緊張感が増す
やっぱり仲代達也さんの目の魅力、表情がすごい
武士としてという生き方があ…
名誉に生きることが正しいのかみたいな、現代にも通じるテーマで面白かった。
千々岩の話を面白話に捉えてたけど、背景を知ると節々の表情が辛い。家族のために名誉を捨てた千々岩が、名誉の切腹で死ぬのは残酷…
国の制度も整ってないから
権力者が富を囲い込んで
市民は衣食を求め、病気に怯える日々
政府の気まぐれで市民の生活は左右される
政府は侍の魂を失ってるくせに、他人には侍の魂を求める
人…
松竹株式会社