カンヌ国際映画祭 受賞映画 おすすめ人気ランキング 486作品

　まだ前半戦なので皆まで云えないが、今年のTIFFで最大の衝撃だった。これはカンヌでの評価も頷ける。監督であるオリヴァ…

【一言で言うと】 「陶酔がもたらす”地獄”」 [あらすじ] 失踪した娘を探すために、父と息子は砂漠のレイブパーティー…

【第78回カンヌ映画祭　女優賞、クィア・パルム】 『クスクス粒の秘密』など俳優として活動するアフシア・エルジ監督作品。…

[レズビアンであること、イスラム教徒であること] 2025年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品、女優賞/クィア・パルム受…

[ベルギー、母親たちの選択]　80点 2025年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。ダルデンヌ兄弟劇長編13作目。ダルデ…

ドキドキするバイクの二人乗り 母に捨てられ出産を控える女性。里親に出すことを決めたがアルコール依存だった母に止められ…

[ブラジル、ある科学者の戦いの記録] 人生ベスト。2025年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。2026年アカデミー国際…

【第78回カンヌ映画祭　監督賞、男優賞】 『バクラウ 地図から消された村』クレベール・メンドンサ・フィリオ監督の新作。…

[四つの時代の四人の少女たち、或いは幻肢痛について]　90点 大傑作。2025年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。マー…

【第78回カンヌ映画祭　審査員賞】 ドイツのマシャ・シリンスキ―監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され審査員賞を受賞、…

ヨアキム・トリアー監督のカンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。 老いた映画監督グスタヴと、幼い頃に両親が離婚し父グスタフは…

オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と夫と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、長ら…

【第78回カンヌ映画祭　パルムドール】 『人生タクシー』でベルリン映画祭金熊賞、『チャドルと生きる』でヴェネツィア映画…

[イラン、あの尋問官を見つけた]　60点 2025年カンヌ映画祭コンペティション部門選出作品、パルムドール受賞作品。…

ギリシャのヨルゴス・ランティモス監督による３章仕立ての異色オムニバス。 カンヌ国際映画祭男優賞(ジェシー・プレモンス)…

共依存と蘇生のなにか。 わかることはそれくらい。 隠されすぎた暗喩はわからなくていい。 と自分は思う方。（たぶん思考…

50歳を超え、老いと仕事の減少に悩まされる元人気女優のエリザベスは、違法な再生医療"サブスタンス"に手を出す。 サブス…

アマプラで視聴。 元ハリウッドの大女優、今はテレビのモーニングお色気フィットネス番組にてレオタード姿でお茶の間にちょ…

今年はオリヴェイラからペドロ・コスタ、そしてミゲル・ゴメスとポルトガルの監督がフィーチャーされている。本作の監督である…

『グランドツアー』は、極めて異色な映画である。 1918年を舞台にしているはずの物語でありながら、冒頭から現代風の観…

冒頭でラップよろしくリズミカルに響く廃品回収の口上。 再生の物語と知る。 ジャック・オディアール監督作は、"ゴールデ…

無茶苦茶面白かった。 麻薬組織のボスの話なので、サスペンスながら、すぐ歌い出すミュージカル系。しかも、聴かせる感じの歌…

☆俺基準スコア：2.3 ☆Filmarks基準スコア：3.5 インド、ムンバイ。 病院で働く生真面目な看護師…

映像と音楽に魅了されて、なんだか心地良くて長めの瞬きを何度かしてしまった。 インドの労働、格差、ジェンダー、宗教、言…

馬鹿が馬鹿と馬鹿騒ぎして結婚したら案の定親に反対されて逃げたので馬鹿を探しに馬鹿と馬鹿騒ぎしながら夜の街を回る喧しいだ…

まさに「シンデレラストーリーのその先」にある、「セックスワーカーの矜持」を真っ直ぐに描き出す名作。 ショーン・ベイカ…

《ママ！早く来てー！》 （雪の上に倒れているオトン。息をしていないことを確認して電話するオカン）〝息子に呼ばれて来たら…

DVD保存鑑賞 鑑賞日　2024年9月29日 WOWOW放映作品 今年のアカデミー賞で気になっていた作品をa…

本当に面白い映画は、必ずしもそこで何かビッグイベントが起きる必要はない。 本作は、役所広司演じる“平山“の一週間のル…

あらすじ：今の小さな喜びを噛みしめれば、心の隙間は埋まる。たとえ現実逃避していても、満足ならいいじゃないか。 トイレ…

3時間ひたすら、ショボいクズ教師の言動にたえるドSムービー。最低なオッサンなのに自信満々で呆れるけど、痛い目に合ってく…

原題の意味は「乾いた草について」 邦題は「二つの季節しかない村」 もう少ししたら日本も「二つの季節しかない国」になりそ…

「ポトフ 美食家と料理人」 あらすじ ＜食＞を追求し芸術にまで高めた美食家ドダンと、彼が閃いたメニューを完璧に再現す…

”そのひと口が永遠となる〟 フランス作品。 Amazonプライムにて。 私はグルメ映画に惹かれます。 本作はロマン…

「国宝」の黒川くんがすごく良かったから後れ馳せながら観る。 がしかし冒頭からちょっとずつ違和感が募る。 多少独断と偏…

監督 是枝裕和、脚本 坂元裕二、音楽 坂本龍一。 LGBTQ、DV、組織の隠蔽体質、世論の恐ろしさを描く…

大人の哀愁が滲む、何回も観たくなるラブストーリー。不器用で貧しくて地味な男と女の静かな出会いに、フワッと気持ちが豊かに…

2025年321本目 不器用な親切が味わい深い。 フィンランドの名匠・アキ・カウリスマキ監督が、2017年の引退宣言を…

見る側が試される映画ってあまり好きでは無い。この映画はその最たるもの。ボーッと見ていたら何も残らない。音に集中し、細部…

映画という概念そのものに対する意欲作であり、個人的には強烈な衝撃作だった。 タイトルである『関心領域』についても、後半…

A24複数作品の日本公開が決まったということで、サボってたA24作品レビューを書いていこうシリーズ(数日にかけて少しず…

[ニカラグアで出会った男と…]　30点 2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品、カンヌ映画祭のコンペはデビュー作『…

2000年から2001年にかけて聖地マシュハドで16人もの娼婦を狙った実際の連続殺人事件をもとにした作品。 イランを舞…

ラスト怖い… 最初、犯人の目的がよく分からなかったけど確信犯ってやつか… ターゲットが娼婦だからと言うよりは女はこ…

BD保存鑑賞 鑑賞日　2023年8月2日 WOWOW放映作品 映画祭で受賞した時に大きな話題になった作品で…

是枝監督作品らしく、優しさと現実の厳しさが静かに交錯する映画。 全体的に泣かせようとする“狙い”は感じたけれど、私は意…

イタリア北部のモンテ・ローザ山麓で出会った2人の少年の人生を追うヒューマン・ドラマ。都会育ちで繊細なピエトロに対して、…

【休暇を山麓で過ごす都会育ちの少年ピエトロと牛飼いの少年ブルーノ､二人の友情物語】 青年期のピエトロとブルーノが似た…

ネタバレはブログに書きました↓ https://x.gd/stAA1 人間社会の残酷さ一匹のロバ目線で描いた作品。観て…

💿ドラマ 監督：イエジー・スコリモフスキ サーカスから抜け出した1頭のロバを主役に描く異色ドラマ。 愁いを帯びた瞳…

【第75回カンヌ映画祭　脚本賞】 タリク・サレー監督のポリティカル・サスペンス。カンヌ映画祭コンペに出品され脚本賞を受…

["国家とアル＝アズハルは対立してはならない"]　80点 傑作。2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。北米上映時…

パク・チャヌク監督といえば、私にとっては暴力性をエッジの効いたカットで研ぎ澄ませる作家、という印象が強かった。だからこ…

パク・チャヌクがエロ・グロを封印して、演出力で勝負してきた本作🤔 直接的なシーンは無いのに雰囲気がずっとエロい…w パ…

皮肉とゲ○と○ソにまみれた壮大なコント… (食事中に鑑賞しないでください…) モデル界における男女間の賃金格差に始ま…

◉全てが逆転する無人島。吐き気がするほど滑稽な現代社会の縮図。ルッキズムや格差社会を痛烈に皮肉った、パルムドール受賞の…

繊細すぎる。 12歳のレミにとってレオは自分の世界のほとんどを占めていたのだろう。 レオがレミに距離を置いたことは…

｢ねぇねぇ、二人付き合ってるの?｣ １３歳のレオとレミはいつも一緒の男の子。 どちらかの家に泊まり寝食も共にし…

[イスラエル、深淵を覗くとき深淵もまた…]　80点 2021年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。前作『シノニムズ』はベ…

【国の検閲/規制おちょくってみたw】【東京フィルメックス】 国から承認を受けた話題しか話せない事を知った監督の話。 …

人間の馬鹿で汚い部分、普通映画では省かれるような下らないところもあえて映しちゃうという、非凡なシネマティックセンス。…

主人公の気持ちに自分自身がついていけず、そこまでハマらなかったです。描写もちょっと分からないところがあり、少しイマイチ…

最初の40分間の夫婦のシークエンスは苦痛だが、その後、車で広島に移動し、演劇祭スタッフのユンス（ジン・デヨン）が登場し…

「本当に他人を見たいと思うなら 自分自身を深く真っ直ぐ見つめるしかない」 村上春樹の短編小説を濱口竜介監督が映画化 …

ジェシカが夜中に聞いた衝撃のような音を、人間の記憶や意識をモチーフに、哲学的に探求する、何を最初は見せられているんだろ…

アピチャッポン・ウィーラセータクン監督作品。タイの監督。 何かと名前を聞くアピチャッポン作品、初めて鑑賞。 正直、コ…

例えば無差別殺人事件のニュースが流れるたびに、犯人がそこに至るまでの経緯をつい考えてしまう。頭のいかれた奴だと片付けて…

「ポート・アーサー事件」と呼ばれている、1996年4月28日、オーストラリアのタスマニア島で実際に起こった無差別銃乱射…

事業の失敗により抱えた借金を返せなくなり、罪に問われて投獄されているラヒム（アミル・ジャディディ）は、ある日休暇により…

記録用 アスガー・ファラディ監督作品。 アスガー・ファルハディ監督の配信が終わる中では一番最新の作品。 イランの社会…

オペラが作りたかった…？？ レオス・カラックスによる本格ミュージカル。 凝ったプロットのサスペンス、フィクションと…

鑑賞前に監督を調べる。 レオス・カラックス監督を存じ上げないと思いきや作品履歴を見たらば、「ポンヌフの恋人」ですと。昔…