理由のない狂気という点では、初期から一貫している印象。
殺すこととか、殺意に正直理由なんていらないっていうスタンスがサイコスリラーには必要だと思う。
その点でやっぱり黒沢清の映画はとても信頼できる。…
影の使い方と松重豊のゆっくりとした吐息のような言葉が怖い なんとなく過去を察せる
背が高いと同時にシルエットと存在感が巨大な松重豊 孤独のグルメと同じ人だとは思えない怪物感 重く低い声は変わっていな…
この奇妙さ、ヘンさ。堪らない!
登場人物の顔を正面から捉える印象的なカットやビニール越しのぼやけた人影、無機質なコンクリートの空間etc... 既に後の『CURE』や『蛇の道』等に通じる黒沢節が確…
このレビューはネタバレを含みます
主人公成島の転職先には元力士の殺人犯富士丸が警備員として働いていたという話。
あの"孤独のグルメ"の松重豊が地獄の警備員として出演!地獄の警備員ってなんだろうw
そして、その風貌は"帝都物語"の加…
このレビューはネタバレを含みます
ちょっと…イヤリング松重豊があまりにも『癖』すぎる。こんなにもフォトジェニックな俳優だったのね
兵藤が吉岡は人間のクズだから…なんて言うから兵藤と吉岡は何者なの?ってミスリードするだけでかなり面白く…
毎カット教科書のように丁寧だからか、視線の導線に沿って観るような体験をした。
登場人物の誰にも共感できないけど目が離せない。平和ボケへの警鐘的な感じなのかなー
めっちゃ渋くてカッコイイのを想像し…
面白い、面白すぎる。
富士丸は初めはこんなに狂気じみた人間ではなかったのではないかと、妄想する。
真面目で不器用ながら社会に適合しようとしていた男だった、ただ本人の実直さに反するように社会は彼を追…
懐古趣味とも思えるほどの古典怪奇ホラー味、黒沢清のスパイスが効いたロマンチックムービー…!大好きですこれ。
フランケンシュタインと少女みたいな関係性が良いですね。黒沢清監督作品の中で何度も繰り返され…
相当いい、クラウドの前章
最後の「俺はここにいる」的なところから洞口が出てくるラストシーンまで、めちゃめちゃいい。殺害シーンを目撃してから急に追いかけっこになるテンポ感もいい。
松重豊の顔が若す…
株式会社 ディ・モールト ベネ