893(ヤクザ)タクシーの作品情報・感想・評価

893(ヤクザ)タクシー1994年製作の映画)

製作国:

上映時間:79分

3.6

「893(ヤクザ)タクシー」に投稿された感想・評価

黒沢清監督らしさが見られるヤクザがタクシー運転手として働く物語


田中タクシーというタクシー会社が不渡りを出しそう(=倒産しそう)なので、このタクシー会社経営者と仲がよい猪鹿組のヤクザがタクシー運転手として働くことになる物語。

ヤクザなので不法な稼ぎ方はできるようだが、ヤクザの親分が「堅気の会社なんだから、チャンと堅気の仕事で不渡りにならぬよう500万円稼げ!」とのことで、ヤクザがタクシー運転手として堅気の仕事しようとする健気な姿が面白い。 

名の知れた俳優は、寺島進と大杉漣ぐらいだが、結構楽しい映画であった。 
特に、大杉漣は友情出演だが、ヤクザが運転するタクシーの中でカーセックスをはじめる役得ぶり(笑) 

黒沢清監督らしさが見られる娯楽作であった。
furamin105

furamin105の感想・評価

5.0
こういう幸福な黒沢映画をまた見てみたい。
クライマックスの素晴らしさよ。
大杉漣がヤクザタクシーの中で若い女とおっぱいモミモミチュッチュしてヤクザにボコボコにされるシーンが最高だった。
ラストですね。素晴らしい。
コメディ要素の強い一作
パトランプを車の屋根から撮るのホント好きだな。
最近の商業丸出しな実写映画より全然面白いよ
てぃだ

てぃだの感想・評価

1.9
人様の黒歴史を覗いてみちゃった感じw黒沢清でもOVだとこんなつまらないものになっちゃうんだってのがよくわかりました。
任侠ヘルパーなんてドラマもあったけど、やっぱ「ヤクザ」+「真面目な職業」ってのは、鉄板。

民放のドラマ?
大金はたいた邦画?
台本通りの芸人のコント?
あーもう全然。この作品のほうが、笑えて、ハッピーで、楽しいよ。

オチのつけ方は、強引だけど、昔の良質なコント番組を観た気分。
出所したてのヤクザがひょんなことからタクシーの運転手に?!から始まるドタバタコメディなのになぜが芸が細かい。
顔芸はひとつもなくシチュエーションで笑える質の高さ。
セリフはもちろんだけど、独り言とか小さなリアクションとかで、登場人物の現在の感情がわかる。石当てられて「いてぇ~」の緊張感のなさと、カタギ兄ちゃんの「俺を忘れちゃこまるぜ〜♪」の歌とか。
ほし

ほしの感想・評価

3.5
アメリカ映画愛に溢れていて、良い意味で無責任。どのシーンを切り取っても白眉の連続だが横移動が絶品。ロープの動きもぎょっとする。

クライマックスのテンポを鑑みるに、『ドッペルゲンガー』後半の凡走っぷりにはやはり明確な意図がある。断絶を強調したかったのだろう。
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