893(ヤクザ)タクシーの作品情報・感想・評価

「893(ヤクザ)タクシー」に投稿された感想・評価

ところどころで西部劇趣味が炸裂するのがよい。

人質交換のシーンはもちろん、風(空気)を効果的に視覚化する手法、そして、愛人になってしまった姉さんと再会する、姉さんが窓から覗き、帰還した主人公が地上から見上げるカット。

ゆらゆら揺れるロープを使ったロングショットや、役者の移動を計算し尽くした長回しなども本当に素晴らしい。
とみ

とみの感想・評価

3.6
ワンカット目からいきなりおっぱい!!

大杉漣のタクシー変態プレイ最高
痣

痣の感想・評価

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あのカメラに迫ってくるロープなんですか??
作為的に置かれたゴミ袋や段ボール、廃墟、奇妙な車移動など黒沢清っぽいモチーフ満載だけどちゃんとコメディ
落伍者

落伍者の感想・評価

2.5
「CURE」の霧の中を走る車、空を飛んでいるようなこの世のものとは思えないバス車内のスクリーン・プロセスってここから来てるのか。拘りなのかもしれないが、単に公道での撮影許可が降りなかった代案にも思える。「勝手にしやがれ!!」シリーズも見ないと。
桂

桂の感想・評価

3.8
スクリーンプロセスやりたくなる。
ちょい役の大杉漣がよかった。
この題材でスクリーンプロセスで車の運転シーンを撮らずにはいられない作家の頑固さ。クライマックスのナンセンスさは未だに続く黒沢清の裏の顔。
osaka

osakaの感想・評価

4.0
娯楽映画はかくあるべしといった映画で、単純な物語をここまで面白くできるのか、と驚く。「異なるカットへとつないだんだから、人間も同じとは限らないよね?」とでも言いたげな黒沢清の編集は確かに強引な所もあるが、それでいいのだ、という信念があるように思う。そしてそれは正しい。カットが移るのだから、人は当然変わるし、状況も変わる。それより見たいのは人間の肉体の躍動。とにかく走る走る。最後にはみんな走る。
そんな単純で透き通った中に突如現れる異物・諏訪太郎が安い酒飲みながらぬうっと現れる感じが良い!下層民諏訪が状況をかき乱す!こいつは誰の指図も受けない奴なんだ、と一目で分かる演出もいい!
最高の映画!!!
shitpie

shitpieの感想・評価

3.0
『勝手にしやがれ!!』シリーズの原点とも言える、やくざ人情コメディVシネ。俳優たちがやけにいきいきしている、黒沢清映画にしては珍しいもので、主演の豊原功補を筆頭に、森崎みどり、諏訪太朗(黒沢映画では端役が多いが、いい役者なのだ)、寺島進らが、はつらつとした演技を見せる。黒沢色は薄いものの、やけにだだっ広い、横広の田中タクシーの事務所の空間は、黒沢的としか言いようがない。また、透明なベール、舞い散る羽毛(前から思っていたんだけれど、これはジャン・ヴィゴへのオマージュ?)、段ボール、ゴミ袋、追いかけっこなど、黒沢映画に頻出する小道具や演出が見てとれる。誠二(豊原)が休業状態となった田中タクシーの事務所を訪れるシーンでは、誠二の足元に千切られた債権が吹き飛んでくる。このあたりの映像も、相当に黒沢らしい。ラストカットは、『勝手にしやがれ!! 英雄計画』にかなり近い。助監督のうちの一人は青山真治! 音楽は、なんと岡村みどりと岸野雄一!! 『 CURE 』の予兆がそこここに見られる、黒沢のすぐれたプログラムピクチャーの一例として、忘れがたい。黒沢の職人的な仕事を堪能できる。
t

tの感想・評価

4.0
ヤクザが借金で窮地に陥ったタクシー会社を救うべく運転手に転身。プログラムピクチャー期の黒沢清作品を久々に観たがとにかく愛おしさがある。あのタクシー会社事務所の薄暗く広がりある空間に自分も身を置きたい。段ボールやゴミ袋に突っ込み、羽毛が飛散し、アタッシュケースが投げられ…
oa

oaの感想・評価

4.4
ニコニコにあがってた コメント付きで見るとより楽しい…ギャグのセンスが良い ヤクザかわいい〜