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敵こそ、我が友 〜戦犯クラウスバルビーの3つの人生〜

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『敵こそ、我が友 〜戦犯クラウスバルビーの3つの人生〜』に投稿された感想・評価

継
3.9
クラウス・バルビーとは,
第二次世界大戦中の17におよぶ「人道」に対する罪で1983年になって漸(ようや)く逮捕された戦争犯罪人。

邦題の“3つの人生”とは,
第1が, ドイツ占領下のフランス・リヨンでレジスタンス活動家やユダヤ人を大量殺戮し “リヨンの虐殺者” と呼ばれたナチス・ゲシュタポとしての人生。 
第2が, 戦後冷戦下のヨーロッパでアメリカ陸軍情報部(CIC)に飼われてスパイ活動に暗躍した工作員としての人生。 
第3が, チェ・ゲバラの暗殺計画を立案したという触れ込みの, 南米ボリビアでの軍事政権支援者としての人生を指す。

幾多の記録映像を引用し, 膨大な数のインタビューを繋いで描いたドキュメンタリー。
『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実('99)』,『ラストキング・オブ・スコットランド('06)』などジャーナリスティックな視点が特徴的なケヴィン・マクドナルドの作品です('07)。

レジスタンスの英雄で, その名を冠した広場や通りが国中の至るところにあるジャン・ムーラン(メルヴィル『影の軍隊』は, 彼やその言動の多くをモデルにしている)を逮捕し, 拷問の末に殺害したり,
孤児院に収容されてた44人のユダヤ人の子供をアウシュヴィッツ送りにしたり,
ナチス残党をナチハンターと競うように一人一人かき集めては匿(かくま)い, 新たなシンパやバチカン右派を結集してアンデス山脈に「第四帝国」創立して新たなハーケンクロイツを掲げようと真剣に活動してた生粋のファシストで,
アイヒマン等も利用したバチカン・ルートで南米ボリビアへ逃亡したという, まるで「オデッサファイル」な脱出劇を演じ,
世界的テロリストのカルロス(『アサインメント』レビュー参照くださいm(__)m)等の, 誰も弁護したくない極悪人の弁護を進んで引き受けて通称 “死の弁護士” と呼ばれ, ゲバラやポル・ポト, 毛沢東とも親しかったというガチガチの共産党員,ジャック・ヴェルジェス(この弁護士の半生を映画化して欲しい(´ρ`))と組んだ裁判等々... とにかく刺激的なネタに事欠かない男, クラウス・バルビー。

実際どれくらいの犠牲者を出したかと言うと,
Wikipediaでは「8,000人以上を強制移送により死に追いやり, 4,000人以上の殺害に関与し,15,000人以上のレジスタンスに拷問を加えた…」とあり, 話し半分としてもリヨン1都市だけでこの数字はかなり異常。
女子供でも容赦なかったと証言される拷問は, 殴る蹴るは言うに及ばず, ペンチで歯を折る, 足を燃やす, 熱湯風呂, 氷上に座らす等々, 残虐極まりないものばかり((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

映画はバルビーの半生を追いながら,
第二次大戦終結時にファシズム崩壊と戦争犯罪への処罰を宣言しながらその裏側では,
突入した冷戦下でソ連共産主義に対抗する為にファシストや戦犯を利用した西側指導者のエゴを次第に浮き彫りにしていきます。

ナチスドイツの先進的な軍事, 医療(人体実験の成果を含む)の工場・研究所の施設は競い合うように米ソに収奪, 接収され, 同時にドイツ人研究者や技術者, パテント(特許)や設計図, 論文等も知的賠償としてタダでかっさらわれて双方の国力upへ費やされたわけですが,
バルビーのように戦争犯罪を問われるのが分かっている連中の中には, 己の経歴を自ら進んで売り込む輩もいたようで。。
冷戦下の西側で共産主義の恐怖を殊更に煽(あお)って, 己の経歴の存在価値を認めさす図太さと,
戦争犯罪の蛮行を “特異なスキルと経歴” と利己的に読み変え, その罪に目をつむる代わりに飼い慣らす, 政治の欺瞞が手を組んだ構図が透けて見える仕組み。

特典のインタビューで, 監督のマクドナルドは戦後40年を経て開かれたバルビー裁判を, ナチスの傀儡だったフランス政府が暗に協力していた事をひた隠し, 全ての罪をバルビー1人に背負わす為に行った見せしめ裁判だったと回想する。
ユダヤ人の収容所送りやレジスタンスの密告等, ドイツ側に立ったフランス国民が少なくなかった事は今では周知の事実だけれど, ニュルンベルク裁判で先勝国側に座ったフランスとしては, 未だに臭い物に蓋をしたかったということでしょうか。

弁護士ヴェルジェスが “バルビーの行為は全てフランスの法の下で行われた合法的なもの” と正論を述べて静まり返る法廷の静寂と, 裁判官が終身刑の判決を言い渡した後に傍聴席から沸き上がった歓声と拍手が好対象で印象的。
思ったのは, 裁判が行われた背景には当時のフランス大統領が左派のミッテランで社会主義的な政策が上手くいってなかった事から, 反共のバルビーを見せしめに吊し上げて支持率回復を狙った?なんて穿(うが)った見方も出来るかも。
ただミッテランが就任して死刑制度が撤廃されたわけで, ある意味バルビーはその恩恵に預かったのかも...と観てたら, この判決から数年後に病死したとテロップが出てジ・エンド。

「皆が私を利用したのに, 1人だけ裁かれるのはおかしい」と絞り出すようにバルビー。
自分がしてる事は人としてどうなのか?って考えないものなのか? 仮に考えたにせよ個人の力ではどうにもならないと観念してしまったのか?... 少なくとも劇中のバルビーは犠牲者への謝罪も己の行為への反省もなく, 自らも理不尽な戦争の犠牲者だと言わんばかりでした。
そもそも戦争犯罪って人が裁ききれるものじゃないと思うんだけど, どうなんでしょうね...

映画の作りとしては, 孤児院の事件を最初バルビーの独断のように非難しておきながら, 終盤の裁判になってそれを覆す供述を映したりとストーリーを盛り上げる為とも受け取られかねない一貫性の無さが露見したり,
ゲバラの件への関与も, バルビー自ら喧伝してたという関係者のインタビュー1つだけで具体性に乏しく, この程度の信憑性でゲバラの遺体(記録映画やネットでも見られるフィルム)を軽々しく見せられても, 映画の宣伝用にその名を使いたかっただけでは?と勘繰りたくなったのも事実。総じて面白くは観られるけれど, これ観ると決まって『影の軍隊』が無性に観たくなる(笑)
メルヴィル, 偉大なり(*≧∇≦)ノ!\(--;)ナニコノオチ
ぽぬ
3.8
ただただ凄まじい。もともとクラウス・バルビーについてはうっすら知っていましたが、激動の戦後の裏でこの男がこんなに暗躍していたとは…。

知識を要するドキュメント映画なので、興味のない人には辛い映画ですが、現代史への見方がガクンッと変えてしまうかもしれません。
ナチスSD(親衛隊保安部)で、リヨンの虐殺者(ブッチャー)と呼ばれたクラウス・バルビーを扱ったフランス製作のドキュメンタリー。
・フランスのリヨンではゲシュタポとして、レジスタンス狩り(勿論、拷問も)の任務に就いていた。
・映画は主にインタビュー、当時の画像、映像で構成されている。
・ベルリン陥落の映像や死体画像あり。
・信憑性を疑う場面もありましたが、かなり面白い映画でした。アイヒマンを扱ったノンフィクション系映画よりおもろいかも(不謹慎ですいません)

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