粛清裁判の作品情報・感想・評価・動画配信

『粛清裁判』に投稿された感想・評価

編集はあっても、事実を淡々と映しているのみ。

これがまた怖い。

でも事実でもない、被告人は有罪を演じている。

これらのギャップとは何か。

「破壊の自然史」「バビヤール」を観て、セルゲイ・ロズニツァ監督のアーカイブァル作品にハマって観た作品。
「産業党」は架空の党であった、というラストを見た瞬間、「でしょうね…」と。途中で「産業党」なん…

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yopi

yopiの感想・評価

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1930年、
『産業党』が
国へのクーデターを企てたとして、
8人の被告が国家反逆罪で
裁判にかけられた
いわゆる『産業党裁判』の記録。

しかし、『産業党』なんて組織は
実際にはこの世に存在しない…

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被告たちの証言する様子が淡々と映され、その合間に彼らの処刑を歓迎する民衆の様子が差し込まれるつくり。
ソ連経済を何らかの方法で脱臼させることを企てており、それに加えて軍事的な活動を行うとともにフラン…

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スターリン政権下の1930年に行われた、〝見せしめ〟の粛清裁判の様子の収めたドキュメンタリー。

スターリンの意にそぐわない政治家や学者,軍人など8人の被告が、存在しない『産業党』という組織を結成し…

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haiye

haiyeの感想・評価

3.7

1930年「産業党」によるクーデターについての裁判のドキュメンタリー。
手続きに基づいて粛々と進む裁判。8人の被告は罪を認めて、次々命乞いをしていく。
ブリッジで挟まれる「ボリシェビキ万歳!」
検察…

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odyss

odyssの感想・評価

3.7

【スターリニズムはどこが恐ろしいか】

スターリンの治下で起こった粛清。
スターリンの意に染まない政治家・学者・軍人・官僚などなどが次々と捕らえられ、監獄にぶちこまれたり処刑されたりした。
スターリ…

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実際にソ連で起きた一連のテロルのひとつである「産業党裁判」をうつしだすアーカイヴ映画 結果が決まりきった茶番が延々と繰り広げられる
eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

3.4
過去の裁判の様子を少しずつずらしながらも繋いでいく様はヒップホップに近い。

ノーヒントで見てわりと序盤で寝落ちしたあと、でっち上げ裁判という情報を得てからその日にもう一回見た(関係ないけど、前は二本立てのAで寝てしまう→B見る→そのままもう一回Aをリベンジして見るみたいなこ…

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