拳銃残酷物語の作品情報・感想・評価

拳銃残酷物語1964年製作の映画)

製作国:

上映時間:86分

3.5

「拳銃残酷物語」に投稿された感想・評価

「いつもの定番だけど、見せ場と切れもあり楽しめる」


新文芸坐の宍戸錠の追悼特集にて。

キューブリックの犯罪映画の傑作「現金に生に体を張れ」を思われせる設定だか、計画に向かう過程より、ドラマとアクションが重視されている日活アクション。

思ったより派手な見せ場もあり、進行切れがも良くて(80分ぐらいだから)結構面白い。

宍戸錠は、いつものユーモアのある役柄から陰のある面持ちと行動で、迫力があり拳銃やライフルがやはり似合う。

犯罪仲間達の信用ならない加減も面白いが、役者がいつものメンツなので、分かりやすく裏切ってくれるので、サスペンスとかはあまり追及されない。

そして何時も如く、雇いの組織が裏切って大銃撃戦と殆ど全員死んでしまうハードな展開。
地下道の場面やバーカウンターでの至近距離の撃ち合いなどもいろいろな映画から影響もあるけど、見所で中々の良作。
なんか「現金に体を張れ」のような作品。宍戸錠がニヒルに徹していて好きな人は良いかもしれないが、個人的にはユーモラスな宍戸錠が好きですね。
現金輸送車の乗員が予想外の抵抗を見せる辺りからは結構おもしろかった。廃墟(ゴミ散らしすぎ笑)と下水道のセットが良い。バーの曲がりくねったカウンターの表と裏でモゾモゾやるのも楽しい。クルマの正面衝突とか無用の派手さがあって好き。途中からポンポン人死んで松原智恵子以外全滅。駐留軍の影がつきまとう
露骨にアメリカ犯罪映画的で嫌いじゃない。カッコいいところもあり、見どころも満載なんだけど、脚本や演出は稚拙に感じた。
浮き草

浮き草の感想・評価

2.5
すごくつまらなく映画としてダメダメで勉強になる。監督の大事さがわかる。
懐かしの大藪春彦原作!
日本ダービーの売り上げ金を奪う筋のやつ。
 宍戸錠のフィルモグラフィー中でことさら傑作というわけでもないとは思うのだが、しかし非常に鮮烈なシーンがあることで忘れがたい作品である。

 改めて見直すと、ガレージでの銃撃戦や、橋脚での銃撃戦の陰影などさすが日活といいたくなる素晴らしさ。現金輸送車襲撃の顛末もツイストが効いていて面白い。女性の扱いがいまひとつ。

 で、個人的に一番好きなのがラスト手前、宍戸錠が敵の親玉を殺すシーンである。例によって宍戸錠が先に銃を向けており、相手は命乞いをしながら拳銃を取り出そうとしている。相手がさっと構えるが早いか、宍戸錠はすばやく倒れこみ、お互いほぼ同時に引き金を引く。……とまあ、これはよくある描写だが、このとき宍戸錠は、まだ予断を許さない状況にもかかわらず、タバコをくわえたまま仰向けに寝そべって、ちょっと宙を見つめるのである。でゆっくり立ち上がる。このふてぶてしさ! その後の捨て台詞も最高なのだが、さすがにそこまでネタバレはしない。

 エースのジョーのような小粋な役もいいけれど、こういうハードボイルドで暗いキャラクターを演じたときの宍戸錠が本当に好きだった。
タイトルバックが渋い!スターウォーズを彷彿させる!宍戸錠もキレッキレ!

このレビューはネタバレを含みます

交通事故により車椅子生活を余儀なくされた妹の
手術費用を稼ぐため集められた3人の男と共に
現金輸送車を襲う事となった主人公
番狂わせの展開と隙のある感じ
そしてドンパチ、バンバン!これでもかと見せつけ
鳴り響くけたたましい拳銃
あまり人気がないようですが
どこまで突っ走るんだよ、って感じで私は好きです。
宍戸錠カッコよし!