D・Wグリフィスの名作「恋の馬鈴薯」に
インスパイアされた黒澤監督が製作した愛らしい作品。
キャプラの「素晴らしき哉、人生!」にも通ずる味わいで、
タイトルどおり「素晴らしき日曜日」の1日を描いてい…
貧乏なカップルの細やかな一日を描く。
戦後間もない日本の光景が詳細に描かれているので、当時はあるあるだったのだと思うが、現在の目線からするとかなり興味深い資料映像。
焼け跡に立ってパン屋さんを経営す…
何故かめっちゃ不穏だなと思ってたら最後一気にあの世みたいな空気感になる
登場人物たちは役割に必死だけど、側から見たらめちゃくちゃ怖い
死後の世界みたいな音楽堂で拍手の音が何度も何度もこだまする
女が…
最初は黒澤明ぽくないなと思ったが、だんだんと骨太な話になってくる。
所持金二人合わせて35円のデート。
子供らしくない浮浪者の子供。動物園の二人のかけあい。ダフ屋転売屋。
男と女、人間の永遠のテ…
この作品は、貧乏カップルの、とある日曜日の、デートの様子を、描いた作品だ。この作品から、分かることは、恋愛は、金ではなく、夢であるということ。この恋愛を、現在の日本人が、果たして、できてるだろうか?…
>>続きを読む迫力ある時代劇や骨太な人間ドラマだけでない黒澤明監督の多才さを改めて認識させられた。
日本がまだ貧しい時代、人々の戦後の荒廃を立て直そうとする活気と、戦争で失ったもののショックから立ち直れない無気力…
戦後2年でこんな感じなんだ
戦争終わって生き残った良かった、、よりは生活にお金に汲々してたんだ。
結婚前の恋人、男は関係を持ちたがり女は嫌がり泣く。
だからこその微妙な言葉の駆け引き、ここで怒らせ…
戦後直後の不安定な日本。高度経済成長の香りもしない時代。
戦争を男女で違う側面から経験しているが故の対照的な2人。
いつの時代も女性は強い。
いいシーンはいくつもあったけど、当時の価値観?みたい…