夜の終りの作品情報・感想・評価

夜の終り1953年製作の映画)

製作国:

上映時間:94分

3.5

『夜の終り』に投稿された感想・評価

不用意に犯した罪から逃げた男が罪と向き合うまで

なにげに池部良マラソン継続中。
下水道工事の夜勤に励む木崎(池部良)が、札束を持った男が酔いつぶれているのを見つけてしまい、彼から金を奪い取る。その…

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#81 日本映画と音楽
異色作だが、菊島隆三にしては、どこか展開が弛緩している。
池部が殺人犯であることは間違いないので、決死の逃亡に同情できない。
だがロケとセットの組み合わせは、見事。
音楽は、…

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〈日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち〉にて「夜の終り」(1953年・谷口千吉)鑑賞。
おお、これは確かに音響が面白い。ついカッとして!からのせつない地獄街道熱。熱が下がってよう…

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IMAO
3.0

谷口千吉の演出はさすがに古臭い部分もあるが、なかなか見せる。良かったのは、犯罪者になってしまった池部良が「僕はどうしてあんなことをしてしまったのか判らないんです。でもとても孤独です。そして眠たい」と…

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RYO
-

堅実と書いてタニグチと読む。情動と書いてキクシマと読む。ここに奇跡はないが実践がある。メジャーにバントの美しさを持ち込んだイチローを思い出した。ところで『赤線地帯』に先駆けること3年、子持ちの三益が…

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ぴよ
5.0
このレビューはネタバレを含みます

(35mm)
池部良と岡田茉莉子の色恋沙汰だと思っていたら、クライムサスペンスへと急ハンドルを切り驚かされる。

SNSのコメントのようなセリフが多く登場し、70年経っても何も変わっていないことを見…

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AONI
3.0
藤原釜足が扮する朴訥な警官さんが、この作品の良心を全て抱え込んでいる。

キャリア初期のためか声が高い岡田茉莉子と50年代前半の新橋・有楽町のロケーションが最高!

画面奥に逃げる池部良は建物の陰の右側から現れる車に飛び乗り(スタントだとは思うけど)、都会の象徴として都電…

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alsace
-
@ 日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち にて鑑賞
<日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち>音楽:芥川也寸志

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