ウエスタンの作品情報・感想・評価

「ウエスタン」に投稿された感想・評価

カッコいい映画だった
けっこうな長尺な映画がだけど飽きることなく見ることができた
意味のある長さだと思う
カメラワークが素晴らしくてカッコいい 
とにかく渋い感じがにじみ出ていて
西部劇好きならみてないわけないくらいな傑作でした
ニール

ニールの感想・評価

3.3
2回目の鑑賞。

ドル箱三部作と言われる作品に続いてセルジオ・レオーネによって作られた新たな三部作の第1作目。

西部開拓が終わろうとしている頃の西部劇。

鉄道敷設をめぐる利権争いと、それに関わる人物を交えた復讐と再起の物語。

ヒロインが力強い。

最初から最後まで渋さと物悲しさで魅せる。

ヘンリー・フォンダが珍しい悪役。

作中曲ではシャイアンのテーマ?が一番お気に入りの曲。
フライ

フライの感想・評価

4.3
派手な大立ち回りはないが、素晴らしいストーリーと音楽、キャスティングで最高に楽しめる西部劇。
傑作西部劇を多く排出しているセルジオ・レオーネ監督作品だけあり冒頭とラストのシュールさと全体を通しての粋な展開は流石としか言い様の無い素晴らしい作品。
単純な内容を全く先読みさせない重厚なストーリー展開とチャールズ・ブロンソン、ヘンリー・フォンダ、ジェイソン・ロバーズの三者三様の男気溢れた演技が余りにも素晴らしい上、脇役でさえ魅入ってしまうインパクトで終始楽しめる西部劇。更にクラウディア・カルディナーレの妖艶で艶めかし魅力はたまらないものが。初めて見た時、チャールズ・ブロンソンの冒頭からカッコ良さは感じつつも、立ち位置が全く見えず混乱した記憶もあるが、そこが尚更作品に深みを感じた。
内容も素晴らしい作品だが、凄まじい規模のセットは、ある意味見所にも感じた。
Seiji

Seijiの感想・評価

4.1
賛否両論なウェスタンですが、小生はそれ程悪くないと思いました。鉄道建設を巡る争いがメインテーマですが、建設現場のシーンがもの凄い規模で驚きます。善人ヤクが多いヘンリーフォンダの悪役ぶりが見事でした。最後のシーンは黒澤明の用心棒の影響を強く感じます。
「ワンス·アポン·ア·タイム·イン·ザ·ウェスト」の方が俗に言う完全版らしいが、こちらを視聴。

マカロニ·ウェスタンの見所と言えば、“撃ち合い”+“勧善懲悪”というイメージが強かった自分の浅はかさを痛切に感じた一本。

西部開拓時代。アメリカのとある町を舞台に、登場人物の過去と欲と矜持が砂塵舞う荒野に交錯する、ハードボイルドウェスタン。
ハーモニカを吹く謎のガンマン、脱走してきたと思われるならず者、結婚相手と暮らすためにはるばる西部へやってきた女、余命わずかな鉄道会社の経営者、その汚れ仕事を引き受けてきた冷酷なガンマン…それぞれの思惑が絡み合いながら、生き残りを懸けた物語が展開していきます。

とにかく絵と音楽が素晴らしい。
今なら珍しくない、高位置からの俯瞰視点による町の風景、ギリギリまで寄った人物のクローズアップショット、どれも素晴らしい。乾いた空気とヒリヒリする緊張感が自分を引き付けて離しません。

この作品のメインキャストは、みんな強くてタフ。まるでそうでなければ西部では生き残れないかのよう。
嫁いできた矢先に嫁ぎ先の家族の遺体と対面する羽目になる元娼婦の女。家族を殺した男に無理矢理抱かれても、「熱いバスタブに入れば、すべてなかったことになる」といい放つ瞳に、この女の強さとしたたかさが滲み出る。

クライマックス。
開拓による財と権力によって、腰のリボルバーに命とプライドを賭ける生き方が消えようとしていく中、居場所を無くした男2人が、決着をつけるために向かい合います。
そして、ハーモニカに込められた衝撃の事実。
ハーモニカが持つ意味を知った時、この男の不可解な行動の理由が全て明らかになります。その時のショックは、震えがくる程!!

もう、自分のレビューに収拾がつかなくなる程の、痺れる傑作です。
ROY

ROYの感想・評価

-
165分のオリジナル版を観賞。
“ワンス・アポン・ア・タイム三部作”の第1作目。
原案にはレオーネと共にベルナルド・ベルトルッチとダリオ・アルジェントがクレジットされている。

「ここはいい町になる」
〜鉄道の開通が象徴する1つの悲劇。
失われた過去に対する強い郷愁の念はヴィスコンティの映画と小説の『山猫』と同じ。古い社会は新世界についていけない。ジルは変化にうまく対応できる。しかし男たちはうまくやれない。やがて来る好景気の犠牲者となる。郷愁とペシミズムにあふれた西部の姿だ〜

〜遠い昔、西部に鉄道がやって来た。利権争いで暴力が吹き荒れた。新しいアメリカが作られ、古い時代が死んだ。交代の労働者が到着した。彼らがスイートウォーターの駅と鉄道を作っていくのだ。ハーモニカの居場所はない。シャイアンの死体と共に去って行く。そしてジルは自分の責任を果たし始める。マクベインの遺志を継ぎ、心からマクベイン夫人に、そして真の開拓者になった。最後のシーンで彼女は労働者に水を配っている。彼女はうまくやっていけるだろう。彼女は偉大な政治家の祖母であり、近代アメリカの原点だ。カメラが引くと、男たちが集まり汽車が蒸気を上げている。大自然、スイートウォーター。昔々の西部の出来事。
   (DVD付属の音声解説から抜粋)

OPの駅での待ち伏せシーンで、錆びたまま回ってる風向計の音が印象的。静寂を破って、チャールズ・ブロンソンが列車から降り、3人のガンマンたちと向き合う。「決闘の構図」はここでもキマっている。

3人いて中心に女性がいるのはレオーネ作品でこれだけ。

ジェイソン・ロバーズがチャールズ・ブロンソンの顔の近くにランプをスライドさせるのかっこいい。

「ハーモニカを吹いてろ。ホラを吹かなくてすむ。ただし変な音は出すなよ。」
「(ヒュイーーン) こうか?」

撃たれて屋根から落ちるスタント凄かったな。首から落ちていったもん。

エンニオ・モリコーネ作曲のテーマ曲はやはり耳に残る

レオーネの映画史上最大のクロースアップ!

モニュメントバレーの赤レンガのアーチ

エンディング・タイトルがグルグル

“Someday...”
いわゆるタランティーノみたいな映画オタクによって神格化され過ぎた嫌いがある作品。たしかに名作には違いないと思うけど。

復讐の権化であるチャールズ・ブロンソンの怨念が凄まじく、彼のカリスマ性によってより引き立つセルジオ・レオーネ監督の映像美学。冗漫にも関わらずグイグイと見せる。その力量は半端ではない。

エンニオ・モリコーネの荘厳なスコアも大変印象深い西部劇史上に残るモニュメント的な作品。普段マカロニをそれ程観ない私でもハマった中毒性の高い映画。

本作もまた「映画オタクによる映画オタクの為の映画」でもある。(だからこそタラちゃんも好きなのだろう)😓
pino

pinoの感想・評価

4.6
完全版を映画館で観れたらすごいんだろうなぁ

とにかく革新的な長回しと迫真の演技
無言の時間、時計の針の音が緊張感を煽る

お互いにお互いを牽制していつ沸点に達するかわからないドキドキ感

ランプをツィーーーってやるとこめっちゃかっこよかった

全てにおいて男気プンプン
ジャンケンに買って奢るのが男気じゃないんだ
かっこよさってこういうものだろ?
セルジオ・レオーネのマカロニウエスタンは相変わらず面白かった!
サントラが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』と似たようなメロディだったから最初は驚いたけど音楽がエンリオ・モリコーネだから納得。
有名なOPのシーンは圧巻。配置やショットが素晴らしい。
あの油のきれた風車の音がいい味出してたな。
そしてラストの決闘シーンは見事だった。
あの回想からの決着は鳥肌たった!
静と動を見事に使う演出は良かった。
チャールズ・ブロンソン渋くてかっこよかったな
nasty

nastyの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

西部劇にしては複雑な構成。
何故意味もなく家族が冒頭で殺されるのかとか、人間関係がみえにくいとか。
とは言うものの基本的な要素は踏襲されている。復習、最後は別れとか。
個人的にはバタ臭い感じの色調が苦手だった。
ストーリーは徐々に面白くなったが。
>|