精巧に構築されたアニメ的な映像、美しくも冷たい日本的無機質な人工物、内省的な男と不安定な美少女。庵野秀明監督の個人的な映画だとは思うのだけど、大好きだ。
庵野監督がなぜエヴァ旧劇で観客を写したのか…
映画監督として成功を収めたものの創作意欲をなくしてしまった1人の男。彼はある日、明日が誕生日だと言い奇妙な儀式をする女に出会う。今日も翌日も同じ言葉を繰り返す女だったが、一向に誕生日は訪れない。そん…
>>続きを読むそれっぽい独白を並べてみたところで、所詮は独りよがりなアートフィルムの域を越えない。
ミステリアスさや神秘性にかまけ、臭い人間味と向き合うことから逃げているように思えた。
排泄もしない、醜さや貧困と…