式日-SHIKI-JITSU-の作品情報・感想・評価

式日-SHIKI-JITSU-2000年製作の映画)

製作国:

上映時間:128分

ジャンル:

3.6

「式日-SHIKI-JITSU-」に投稿された感想・評価

iza

izaの感想・評価

4.2
庵野監督が創る世界が
奇抜で褪せてて個人的に無茶無茶に好き。

彼女が普通になる事に対し
何故だか安心感があり
逃げるなと言ってくれた彼は
同時に彼女のそばに居て
何故だか羨ましくも思えた。

結局彼女も異常ではなく
普通の女の子で
ようやく気づけた最後は感動に尽きた。

EDの曲好きだ。
(鑑賞2回目)
庵野監督の雰囲気に岩井俊二感が混じり合って不思議な感覚の作品。「彼女」ほどわかりやすくなくても人は必ずどこかしら壊れていて、それでも必ず愛を伴って「式日」は訪れるのだろう。人によってはトラウマになってしまいそうなほどに痛々しい感覚が鋭く描かれているにも関わらず救いのある映画だ。
mare

mareの感想・評価

4.5
スタジオジブリがスタジオカジノ名義で公開した唯一の実写映画、監督は庵野秀明、主演は岩井俊二という異色づくめの作品。社会を隔絶した工業地帯、赤を基調とした鮮やかな衣服や小道具、廃ビルを幻惑世界へと変貌させてしまった異様なセットと水を伴った色彩表現は凄まじい。エヴァは庵野自身の内省的な部分をティーンエイジャーに語らせている代表作であるが、この作品は半自伝的な内容で彼の思想をさらに深く掘り下げてダイレクトにカントクこと岩井俊二を通して伝えている。映画でも音楽でも表現媒体に通じる解釈として、娯楽としての側面と傷つくことを恐れた人々の刹那の癒しという庵野哲学にハッとさせられた。混じり気のない現実を見ていたはずが、日々虚構に身を投じて誤魔化し続けている自分がいることに気づく。
庵野監督の喋り方好きです。
若干自分にも似てるような気もします。
庵野監督が岩井監督を撮るというある意味奇跡的な映画かと。
登場人物、ロケ地の極端な少なさが良いです。
深いような深くないような不思議なお話です。
賛否両論分かれるタイプかと。
読み取ろうと思えるほどの気合が生まれなかった 画面の強度があるのは庵野でよかったとは思う
庵野秀明がお友達の岩井俊二を主演に据え,Coccoを主題歌に制作した私小説風実写映画.極めて実験的で,ハイコンテクストな作品故,娯楽性など欠片もないが,徹底した映像美学と心理描写に引き込まれる作品.岩井俊二が演技をしているのが微笑ましい.後の庵野監督本人の俳優としての活動を鑑みると,本人がやっても良かったのではないかと思いたくなるが,やはり岩井俊二の好演が貴重で眩しい.両者のに作品のファンなら必ず観ておきたい記念碑的怪作.
maiho

maihoの感想・評価

1.3
いとこのお姉ちゃんの高校の文化祭に初めて行った時(小学3年生か4年)の気持ちを思い出した。私のお茶ではなかった。
点数がつけられない作品

なんと言っていいかわからない世界に足を踏み入れてしまったカンジ。

第一インパクトでわけわからないと思っちゃうんだけど、わけわからないに色んなものが詰まってるんだなぁと。
岩井俊二監督の目の奥にたくさんの考えが見え手が表現してるようで、そして色気を感じました。
KK2PANTS

KK2PANTSの感想・評価

4.6
‪ゆっくり進んでいく映画自体の雰囲気は癖のある岩井俊二ワールドだけど、カメラワーク、カット割り、セリフ、鉄道や線路、バスタブで寝たりするところ等の細々した演出は完全に庵野秀明の世界観。繰り返されるアニメーションと虚構のナレーションはまさに庵野秀明の思考そのものなんだなと思った‬
‪「怖くても捕まるところがあるっていいよね」というセリフはアスカの「誰かと話すって心地いいのね。知らなかった」というセリフを彷彿させるものがある。エヴァというか庵野節
林原めぐみのナレーション、庵野秀明の役をしている岩井俊二のボソボソ話す感じが良かった。
>|