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傷跡
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『傷跡』に投稿された感想・評価

McQ
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またまたキェシロフスキー監督作品に目移り、、(^^;

これは長編映画デビュー作にして、監督自ら失敗作と認めてしまったようで、、

うんうん、頷けてしまうのがまた悲しい(^^;

その内容やいかに、、

化学肥料コンビナートの建設を巡って地域住民や政治上層部とひたすら議論し続ける!(9割くらいがそんなシーン、、)

元々ドキュメンタリーを撮られてたとの事だけど、この内容は中々興味湧き辛いものが、、(ToT)

ラストシーンは見入ってしまった。
キエシロフスキ初期。
ポーランドのクラウディな空気感が荒いフィルム映像に映し出されている。工場建設誘致のPJ責任者になった男が葛藤する、、、という建て付けなんだろうけど、めちゃくちゃ無機質。時折挿入される、不穏な音がまた冷たさを重ねてくる。窓から見える労働者たちの無機質な顔の表情もその冷たさを重ねてくる。写実的、ドキュメンタリーのような風合い。

ラストシーン、孫と戯れるショットの幸福感ありそうなシーンも無機質。
社会主義体制下のポーランドで、化学肥料工場誘致に反対する地域住民と政府との板挟みになり、追い詰められていく男の苦悩が描かれる。

映像の美しさには目を奪われる。
木立のシルエット。光にとんで白褪せた、或いは厚い雲に覆われた寒々しい街と人びと。
愛犬が必至に車を追いかけるシーンは何だったのかな。不穏な音楽が流れたからまさかとヒヤヒヤしちゃった。調べたら、数々の傑作を手掛けたスワヴォミール・イジャックによる撮影。彼の映像には無条件に惹かれてしまう。

ドキュメンタリー出身の監督だから、集会や工事現場での反対住民の抗議シーンは迫力があり生々しい。また、ラストシークエンスの緊迫感とラストシーンはなかなか。

地味な社会派の作品で退屈と言えなくもないのでキェシロフスキ監督のファンとポーランドの歴史に興味ある人以外には強力におすすめはしません笑

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