無言の人の群れ、何か伝えようとするでもなくただそこにいる人達。国は彼らを雇用を求める建設賛成派だと言って強引に開発を始めるけれど、そもそも両者の関係は既に断絶していて群衆の真意は分からない。監督官に…
>>続きを読むこれまたキェシロフスキの社会派ドキュメンタリー作家からドラマ監督への過渡期を感じられる作品。『短い労働の日』と同様、市民が群をなして寄ってくるシーンが壮観。ただ、社会派要素も家族の話もどっちつかずだ…
>>続きを読むキェシロフスキ監督作品5作品目。
正直に申し上げますと、ちょっと分からなかったかな...
良さが分からないというのではなくて、そもそも何が描かれていたかが。だから好きとか嫌いとか以前の問題という…
凄く淡々とした映画で正直に言って退屈さは感じたけれど(テーマ的に仕方ないけど会議の場面が多すぎる!)キェシロフスキらしい美しい映像が観れたのは良かった。建設現場を眺めながら電球をつけては消してを繰り…
>>続きを読むおじさんばっかり出てきて誰が誰だかずっと分からない。木が次々に薙ぎ倒されていくのはやたら見応えがある。車から犬を下ろして追いかけさせる謎の遊び。街を走るロゴの入ったトラックとか、集合住宅の佇まいとか…
>>続きを読むキエシロフスキ初期。
ポーランドのクラウディな空気感が荒いフィルム映像に映し出されている。工場建設誘致のPJ責任者になった男が葛藤する、、、という建て付けなんだろうけど、めちゃくちゃ無機質。時折挿入…
この映画に関して、キェシロフスキ自身は失敗と言っているのだから、キェシロフスキ以上にキェシロフスキを信じる必要があることになる。だから、あまり広く勧められる作品ではないのかもしれない。今回、2回目の…
>>続きを読む新聞みたいな硬派さ、エンタメ志向がまるでない。けど窓を開けたら群衆、というのを皮肉に反復してみせるインパクトなどキェシロフスキだなと思う。
『アマチュア』でも思ったけど劇中でカメラが出てくる際、その…
キェシロフスキの荒っぽいフィルムの質感で見るポーランドの景色だけで満足。荒っぽいゆえ、明るいところは白飛びして暗いところは黒潰れし、自然とコントラストを生んでいる。説明不足な話含めてかなりドキュメン…
>>続きを読む