普通、低予算映画の場合は低予算で撮れる作品を色々と工夫してと考えるのだけれど、水野晴郎先生は違った!!何と低予算でハリウッドが作るようなスケールの大きな娯楽大作を撮ろうとしたのだ!!何というチャレン…
>>続きを読む【何もかもが安っぽい】
(以下は2001年に書いたレビューです。)
映画評論家・水野晴郎が自ら主演して作った映画だが、チープな装置、チープな脚本、チープな演技、チープな歴史観(なんて立派なもんじ…
どんでん返し、どんでん返しと、それさえあれば良いという映画ファンも多いが、それなら本作を観ればいい。どんでん返しが嫌いになると思う。一時、「シベ超」などと呼ばれ、一部の好事家に偏愛されていたが…。水…
>>続きを読む映画って本当に不思議なものですね。
と言いたくなるくらいのトンデモ映画。
映画評論家として傑作も駄作も観てきたはずなのに、その教訓や経験がどこに生かされたのか?と思う作品。
ただのゴミと片付けるの…
23.11.01 DVD(レンタル)
(日記から)
みうらじゅんが「シベ超」と称して愛するトンデモ映画で、前々から気になっていたが遅ればせながらやっと観たものの、やっぱり観るまでもなかった。シベ超…
これはすごい…!映画ではない。「映画を超越した何か」だ。主演の水野晴郎のセリフが全て感情の全くこもってない棒読みで滑舌も悪く聞き取りにくい上に常に無表情。舞台が列車内なのに全く揺れない。車掌が殺され…
>>続きを読むアレクシェーヴィチ「戦争は女の顔をしていない」を水野晴郎が数十年先取りした反戦映画の歴史的傑作!
と言いたいところだが、まともな俳優とスタッフを使って普通に撮っていればそうなる可能性も少しくらいはあ…
私個人がこよなく愛好しているメフィスト賞という名のミステリの小説大賞が世の中にはあり、その受賞作はどれも奇想な構成や真相を持った一風変わったミステリなのだが、本作もまたそれらの作品に類するような"バ…
>>続きを読む