ビッチハグの作品情報・感想・評価

ビッチハグ2012年製作の映画)

Bitchkram

製作国:

上映時間:101分

4.3

「ビッチハグ」に投稿された感想・評価

TsYsD

TsYsDの感想・評価

4.5
以前観て心打たれた『シンプル・シモン』のアンドレアス・エーマン監督作品
対照的な少女ふたりが偶然出会い、大嫌いで大好きな自分と向き合い、自分では気づけなかった自分に気づかされていくひと夏の物語。とにかくこの監督の作品はお洒落!映像はもちろん、衣装や小物もとにかく素敵。さらに音楽も素晴らしくとても効果的。なんてことないシーンもひとつひとつが画になる!アンドレアス・エーマン監督作にハズレなし!
り

りの感想・評価

-
鑑賞後、胸がいっぱいになって走り出したくなる作品。

あんなに嫌いだった街にいるのに自然と出た一言が全てだと感じた。
誰と出会って誰と過ごすか。
「シンプルシモン」はラストの素晴らしさに息ができなくなった大好きな映画なのですが、同監督作品の本作でも同様の気持ちが長時間味わえます。つまり死にます。死因は“好き”です。
初っ端からオープニングで素敵な音楽と共に流れる“死ぬまでにしたい1000のリスト”に心を掴まれます。

主人公クリスティンは高校卒業を機に憧れのNYへ旅立ち、田舎な地元、仲の悪い姉、そんなとこで一生を過ごす自分から抜け出して人生の勝ち組になる。
と計画してたのも束の間、
遊び相手の男の家にいたボーイッシュな16歳の妹アンドレアとスウェーデン最後の夜を楽しんでしまい、NY行きの飛行機を逃してしまう。
バレるわけにはいかず、NYに行ったふりをしてアンドレアの家に居候する。

見た目も性格も生き方も真逆な少女二人なわけだけど、友情を超えた絶妙な心理描写が上手すぎ。
原題は「Bitch kram」
kramはスウェーデン語でハグという意味。友達以上恋人未満という言葉はよく使われるけど同性でもそれはあるのだなと。
どちらかというと家族愛に近いのかもしれない。

「シンプルシモン」の監督ということもあって音楽も何もかも素敵。夏のスウェーデンというのも良い。
好きなところがありすぎて良さを伝えられません!
じぶんのよわさを見せること、ひとのよわさに触れようとすること、逃げること、向き合うこと
chan

chanの感想・評価

4.8
シンプルシモンが大好きで、でもこの監督の他の作品って日本で公開してなくて、だから観られたのすごく嬉しい。

好きなポイントがありすぎて書けないけど、この監督の撮る若者の世界観がすごくすごくタイプです。切なさに勝る幸福で、最後は胸がいっぱいになる。
良すぎる音楽も相俟って、観た後走り出したくなる。アンドレアみたいに。

はー、もう一回観たいです。
Ugachanman

Ugachanmanの感想・評価

3.8
とても面白い作品だったけど、シンプルシモンと比べるとやっぱりちょっと劣るかな、個人的には。相変わらずオシャレな北欧感は健在で、音楽も素敵。シンプルシモンと合わせて観てもらいたい作品。
JunIwaoka

JunIwaokaの感想・評価

4.8
(原題:Bitchkram / 英題:Bitch Hug)
2015.2.11 @ トーキョー・ノーザンライツ・フェスティバル 2015


10代の頃は自分のことを好きにはなれなかったな。いまだに好きかはわからないけれど、歳をとるごとに不完全な自分のことを、諦めにも近く認めてあげられたのかもしれない。10代の頃というのはとにかく他人と比べられて煩わしく、その中で不確かな自己の歯がゆさに悩み、居場所を見つけることに苦しむ。十数年前の自分に会って、"どうあっても君は君"なんて言われたみたいでなんか嬉しかった。

スウェーデンの田舎町で高校卒業を迎えるクリスティンは、NYで働くという夢を叶え窮屈な現実から逃れようとする。反感を買う彼女の奔放で傲慢、無責任な振る舞いは、欠陥だらけのパーソナリティへの反抗だけど、夢にかける情熱は誰にも邪魔されることのなく躍動する。その身勝手さも、はつらつさも瑞々しい若さで、無限の可能性は見ていてワクワクさせる。案の定、自業自得なアクシデントによって夢の芽を摘んだとき、現れたアンドレアに見つける心地よい居場所。年下なのに地に足がついて落ち着いているまったく反対な二人が、往生際悪く偽りのNY生活の中で知る等身大の自分。アンドレアに見せてもらった景色が嫌いなはずだった街に美しさを思えたように、やっと自分を受け入れていくクリスティン。アンドレアもそんな将来に疑いのないクリスティンよって、可能性を見出していき、二人はお互いの気持ちを知ることで人生がやっと前に動き出していく。
鮮やかな人物描写によって、ハシャイで笑い転げる二人に微笑み、すれ違ってしまう気持ちにヤキモキさせられる。その抑えられな感情がM83、Radio Dept、Jonsi、Florence and the The Machineの音楽が後押しもあってほんと他人事じゃない。
途中まで平凡な話だったのに、巧妙な演出とストーリー展開によってぐいぐいと引き込まれ、知らぬ間に胸がいっぱいになってしまった。"思う以上に刺激的で、意外なのが人生なんだから"というある大好きな映画のセリフを思い出してしまい、まだまだ諦めることはない!って思わず駆け出したくなるワンダフルな映画。

先日観た"Respire"とテーマはまったく同じなのに、こうも180度違う映画になるのは驚き。どちらも大好きなんだけどね。
miya221b

miya221bの感想・評価

4.0
2.10 トーキョーノーザンライツフェスティバルにて鑑賞
生涯ベスト10に入れてもいいくらい大好きな作品でした。ストーリーもカメラワークもセンス抜群!何度でもみたい映画です。
谷本慧

谷本慧の感想・評価

5.0
年代に合わせた音楽、ストーリーに沿った歌詞の意味合い、
映画音楽が成り立つ内容で、時代に合わせた選曲が素晴らしいです。
カメラワークのセンスに圧巻でした、、
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