スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記の作品情報・感想・評価

スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記1969年製作の映画)

EN KARLEKSHISTORIA

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

3.4

「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記」に投稿された感想・評価

himaco

himacoの感想・評価

4.2
視界の隅にお互いの姿を残しつつも、かけられない一言がもどかしい。

見つめ合える相手を見つけた少年少女と、孤独を深めていく大人たち。

大人たちの遠慮のない言葉に大人にならざるを得ない少年少女が、2人だけで居る時に見せるいたずらっぽい笑顔は家族の根深い問題を余計に目立たせる。

あのラストにしてこのジャケ写。
この一瞬があれば生きていける、と思えるような純愛。
確かにそう思ったはずの純愛の先。
Haruki

Harukiの感想・評価

4.5
15歳と14歳という微妙な年齢で、互いを意識し合う純粋な恋の物語。

ロイ・アンダーソンらしくないと思ったが、実はそうでもなかった。
2人の恋の背景にあるそれぞれの家族の姿がメインな気がする。

地位や金で優劣をつける大人たちの現実は冷酷なまでに辛辣に描かれる。
そんな中の純粋な2人が、人間の本質的に持っている愛の姿として感じられる。
『純愛日記』のタイトルで1971年に公開された際、男友だちばかり数人と試写会で観た。その思い出の映画を、完全版として47年ぶりにまた観ることができた幸せ、映画の神様の導きに感謝したい。

だけど、恐ろしいくらいに何も覚えていなかった。二人が倒れたオートバイの脇で抱き合うシーン以外は、肝心のストーリーを含めてまったく忘れていた。何よりも驚いたのは、物悲しくて切ないテーマ音楽がいっさい流れなかったこと。ユーチューブでときおり聞いていたあれって、本編とは無関係の別物なのだろうか。

ミニスカートから伸びたアン=ソフィー・シリーン(今回のキャスト一覧では「シュリーン」と表記されていた)のスラリとした長い脚だけは記憶どおりでした。
くろ

くろの感想・評価

2.5
美しいアニカと、子犬のような顔立ちのペール。未成年だけどたばこスパスパ、バイクブンブンが当たり前な事にびっくり。

好きで1時間もクラブで待っていたのにいざ彼が来たら目も合わせられない…嫌われたわ…って友達の前で泣く子供なアニカ。同じ事で悩むペール。
初々しいふたりは可愛くてなんだか純粋で、出来る事ならこのままでいてほしい。

もうすぐ14歳になる少女アニカと15歳のペールの恋物語、かと思いきや後半は澱んだ鬱々とした彼らの身近な大人たちが多くを占めなんか摩訶不思議な空気となりました。

このレビューはネタバレを含みます

この映画、冒頭から孤独な人間には外の世界は上手くできていないんだ!と叫ぶおじぃちゃんと、かわいい女の子に夢中なウブな青年の対比からはじまる。

誰がみるように使ったのだろうか、そんなこと考えてないのだろうか。

二人のカップルと明らかに対照的に大人達は病んでて深刻そうな顔をし続けていた。ラストはシニカルな笑いの連続、悲しいのかおかしいのかわからない〜

あんなに夫を嫌っていたのに失踪したらギャーギャー叫ぶ妻は、本当に悲しいのかそれともスッキリしているのかわからない〜

大人達の事情なんか知ったこっちゃないとイチャつくアベックちゃんもいつか深刻に悩んだ顔をして金だ!誰にも媚びへつらいたくないぞ!冷蔵庫を買え!とか叫ぶんたろうか

冒頭のアニカは酒もタバコも知らなそうな顔をしていたのに、気づけば革ジャン羽織っていて、革ジャン羽織る好きな男の子に好きになって欲しくてタバコも吸ってるのかな

タバコスパスパしまくってて、バイク乗り回してて、当時の10代はこういうのに憧れたのか?男の子の服の着こなしも、オトコ!筋肉!ネックレス!髪型以外EXILE!!!って感じ


パンにバターにサラミのトースト、見栄えがいいように三枚綺麗に並べる姿がかわいい。
わたしもバウハウスの学生寮泊まれなくて近くの女性(昼は歌の先生、夜は近くのバーで歌う)の部屋に泊まった時にこれがドイツ流の朝ごはんよ!と食べさせてもらったけどスウェーデンでもそうなのか。

二人で歌った曲をテープに録音して二人で聴くなんてラブリーすぎ!

はじめての彼女の部屋に行ったら、髪の毛が濡れていて首にかけてたタオル渡されたら、こっそり匂いかぐ…なんて…二人で大人用のパジャマを半分こして着るなんて発想私には思いつかない。

ポニーテール、セミボブなのにポニーテールするから、後ろ髪の毛ボーボーに出てるのに、なぜかオシャレな後れ毛にみえるサラサラブロンドヘアよ〜

え?それで外出るの?という長めのサーマルでその辺をふらふらする12歳、12歳だね…

途中寝てしまってもう一回見たい。
起きたら屋上?で、
女の子『君の家は何回?』
男の子『あそこだよ🙂』
女の子上を一生懸命向く、男の子夢中になってるかのじょにきす…
というシーンだった。この前に何あったの!!
Ninny

Ninnyの感想・評価

3.3

14歳の田舎の恋愛は痛いほどそのまま描写されていた。お互いだけが自分のことをわかる、と言いたそうなハグのシーンが印象的。けど家族関係といい2人の関係といい、心に突き刺さるほどシャープではない。

うーん期待しすぎたのか、好きなショットはあれど見終わって1時間でもはや心に残っていない映画。前半と後半でノリが違う気がした。合わなかった
北欧版『小さな恋のメロディ』という謳い文句に釣られて観賞。イメージがちょっと違いました。主人公の男の子ペール、女の子アニタも15歳位でタバコをスパスパやって、純粋さがあまり感じられなかったです。
今作は1967年のスウェーデン映画で『小さな恋のメロディ』は71年のイギリス映画。今作の日本公開が71年と2008年なので、その辺の事情でこういう謳い文句になったのかもしれませんが、個人的には響かなかったです。

切なさもあまり感じられず、よくあるラブストーリのような感じ。男の子の父親が田舎の塗装業、女の子の親がちょっと都市部の冷蔵庫のセールスマンということで、親の考え方の違いとかもあるのかもしれませんが、それが障害になるのかどうかも分からず...でも、セールスマンの父親はちょっと病んでいる感じで一番記憶に残りました。

二人をつなぐ少年のかわいいバイク。それで移動している様子は好きだし、ジャケ写もすごくいいんですけどね~。ラブストーリーを沢山観すぎなのかも。もっと前に観たら違ったかもしれませんね。
マサル

マサルの感想・評価

2.0
スウェーデン人は中学生の娘をまだ会ってないボーイフレンド宅にお泊まりデートさせるのか!とそれが驚き。なんで大人たちは病んでるの?
KICCO

KICCOの感想・評価

5.0
ヨーーーーーーーン

これに全部持っていかれた。
ビョルン・アンドレセンをはじめ少年少女の美しさに呼吸困難に陥りながらストーリーに浸ってたら最後にヨンが全てかっさらって行くスッキリ映画。
総じて幸せな気持ちになりました。
ロイ・アンダーソンの3部作を先に見ているせいで、スウェーデンには顔面白塗りの化粧の濃い巨体しかいないと思ってたのに、この映画に出てくる女の子みんな華奢でナチュラルメイクで可愛い感じの顔つきだったからビックリした。
ロイ・アンダーソンがこんな普通に可愛い恋愛劇撮るんか?と思ってたけど終盤の訳わかんない家族総動員の捜索なんかはめちゃくちゃウケたので安心した。
「僕の彼女スウェーデン人でーす!」て言いたい
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