スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記の作品情報・感想・評価

スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記1969年製作の映画)

EN KARLEKSHISTORIA

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

3.4

「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記」に投稿された感想・評価

カラン

カランの感想・評価

4.0
物語の5分の3は幼い恋人たちの距離に捧げられる。アニカという13才の少女と、ペールという15才の少年の恋の距離感。恋は距離がなければ成立しないのだが、それを視線と横顔で表現。こっちを見ては目をそらす。そしていつものように頬やうなじが画面に映り、想いだけが募っていくが、今にも終わってしまいそう。また、少年は原付に乗るのだが、少女に向かう時にはいったん少女の視界から消えて、もう一度2人を繋げている道の地平線に現れては近づいてくるエピソードを3回ほど反復。出逢えないのかもしれないという不安が必ず伴う、恋の距離感。

少年が少女の視界から消えても少女が心配そうな表情をしなくなり、2人の距離が詰まる頃には、主題は少年少女の距離感から、大人たちの哀れで痛ましい距離感に切り変わる。これは、最初の療養所での場面で少年と少女の眼差しの探り合いが行われている背景で、ペールの爺さんか「この世は孤独な人間に合わせてできていない。」と涙を流しながら、誰の共感も得られない話を怒鳴りながらしていた時から、決まっていたのかもしれない。しかし、アニカのお父さんのヨンのインパクトが強過ぎて、全部持っていかれる。

光に透けたブロンドと萌える緑のコントラスト。夕焼けもグレーがかったものから、暗い中にオレンジが煌めくものまで、様々見せてくれて、満足。ライダースを着た若い2人も可愛い。2回使われる音楽があるのだが、ちょっとそぐわない気がした。カメオ出演かと言う程度だが、ビョルン・アンドレセンがでてくる。『ベニスに死す』のあの美少年。ペール役は彼に任せた方がよかったのではないかとも最初は思ったのだが、しばらく観てるうちに、これで良かったのかと思えてくるのは、監督の力なのか。

『散歩する惑星』からの3つも観てみたい。
aiueo

aiueoの感想・評価

5.0
小さな恋のメロディをもっとオシャレにしたやつかと思いきやラスト20分とんでもない方向へ。
M

Mの感想・評価

3.0
おませなカップルの話?

「みじかくも美しく燃え」の撮影監督や「ギルバートグレイプ」の音楽担当が同じく作っているので、そういった意味では観る価値はある。

フィンランド映画は合うけどスェーデンは合わないのかも。
『散歩する惑星』までの間に何があったの?

後半急にロイ・アンダーソン
tomi

tomiの感想・評価

3.0
北欧版『小さな恋のメロディ』という割に大人たちの事情が多いという印象でシュール感が増している。

金髪に革ジャンにバイク、周りの子達もみんなしてタバコをぷかぷか。幼さが残る表情はやっぱり可愛くて青春だなと思う。

パッケージのセンスはとても好き。
haruka

harukaの感想・評価

3.8
ロイ・アンダーソン監督、『愛おしき隣人』でだいぶ不思議、と思ったんですけど、一見若者のラブストーリーなこちらも、大人パートはすごくないですか。
それぞれの悩みや抱える事情のリアルさと、ラストの不思議な面白おかしさというか。最後、本当なに?

対して、恋する若者の2人、これがまたすごくて、明らかにまだ10代なのに、ノーヘルバイクで、タバコすぱすぱ、なんだかクラブみたいなところへも行っている。でも恋愛自体は可愛くて、話しかけたいけどできなかったとか、不安になって泣いちゃったりとか、バイク投げ出して抱き合ったりとか。
女の子の表情がすごく可愛い。
恋愛をしている子供たちが一番真っ当で、大人はみんな、ちょっと壊れてる。

スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー、ストレートなタイトルのわりに、だいぶ変わってました。
『ベニスに死す』のタジオ、ビョルン・アンドレセンが少し出てますが、美しすぎてすぐ分かります。分かるかなって不安だったけど、即分かります。
プレ思春期。

2人がじゃれあってるシーンが小動物みたいでかわいかった。ちょっと大丈夫かなと思うような、大人とこどもの間。まだ何も知らないけど、それっぽいことをしてみてる。

たばこ持ってもいたずらっ子にしか見えない。あと何年か上だったらグレとかスレになって、かなり印象がちがうだろうな。ここを切りとったのがおもしろいなと思った。

ぼっーとみてたら終わっちゃった。私にはほとんど雰囲気でした。合わないときびしいかもしれない。
‘69年の作品だけれど、男子の髪型とダイヤル式の電話以外は現代でも違和感なく観れた。10代前半の恋愛にしては大人びているし周りの大人たちの寛容さに激しいカルチャーショックを受けた。未来明るい少年少女の純愛と対比しているような現実を突きつけるセリフや描写が多かった。終盤のアニカのパパが「お金が一番」的な独り言を言ってるのがなんだか考えさせられた。

北欧映画らしく全体的に寒々した映像で思慮深い作品でした。
JaneDoe

JaneDoeの感想・評価

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ベニスに死すの彼が、タバコふかしたマセガキとして登場する映画
少年少女の恋物語に思いきや、やがては視点が取り巻きの大人たちに写っていく
他は、うーん、覚えてないや
スウェーデンの柔らかい光の中二人は出会う。気になってもなかなか近付けない二人。淡く儚い少年少女の恋。女の子がめちゃくちゃ可愛くて私も恋しました。
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