原作は石川達三による中編小説。
雑誌編集者で横領(200万円)の疑いのある男〈神阪四郎〉が愛人と心中を図った。亡くなったのは女のみ。横領と、女のダイヤを狙った殺人の罪に問われた神阪の裁判が描かれる…
裁判への風刺と問題提起
真相
都合の良い事実、都合の良い解釈
証言者により人物像が違う男
森繁久彌の演技力
絡まるウソ
ウメハラチヨ
神坂四郎の心中(愛人と服毒情死)
東西文化名編集長
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スタッフに久松静児、姫田真佐久、木村威夫。脚本は高岩肇(「にっぽん泥棒物語」)。
これも50年代日活によくある文芸ものの一つかな。映画「羅生門」50に似ていると思ったら、原作は48-49年に連載(…