泥だらけの青春の作品情報・感想・評価

泥だらけの青春1954年製作の映画)

製作国:

上映時間:92分

3.4

「泥だらけの青春」に投稿された感想・評価

なかなか面白かった。確かに内容的にはよくある、下積み〜成り上がり〜転落ものなんだけど、この作品が日本の撮影所システムの内幕を舞台にしている点を考えるとかなり貴重かと思う。俳優ならではの題材。ハリウッドの内幕モノでパッと思い浮かぶのは沢山あるけど(ヴィンセント・ミネリ☓チャールズ・シュニーのコンビの作品とか)日本のって全然ない。『蒲田行進曲』とか?あとは?
なやら

なやらの感想・評価

3.0
天狗になると痛い目見るよ、っていう教訓話以上でも以下でもなく、演出もシナリオも平凡に留まる。悲観が過ぎるラストも好みでない。落ちぶれた三船の彷徨+酒場で関係者に絡むところはリービングラスベガスっぽくしつこい。
序盤と終盤、2度三國がびしょ濡れになるシーンが出てくるものの、反復構造に無自覚な様がもどかしい。
三國連太郎の若い頃がマジで佐藤浩一と瓜二つなことにまず驚いた。役者の出世と転落を描いた作品なのにイマイチ面白さに欠ける。三國の心の変化をもっとじっくり描いて欲しかった。三國連太郎と乙羽信子が並んで歩いているときの煙の使い方だけはとても良かった。