帝銀事件 死刑囚の作品情報・感想・評価・動画配信

『帝銀事件 死刑囚』に投稿された感想・評価

熊井啓の最高作。冤罪が作り上げられる経緯。退職金の前借までして執念を燃やす刑事は、正義感があったことまでは理解できるのだが…。当時の椎名町の銀行のセットが素晴らしい。銀行に掛けてくる電話の声は、加藤…

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邦画黄金期を思わせる、人、人、人の熱気溢れる画面構成がグイグイ迫る骨太映画。

帝国銀行椎名町支店のセットは実際の建物を完コピしたといい、旧陸軍登戸研究所の場面も実際の跡地(明治大学)を使って撮影し…

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秋元

秋元の感想・評価

3.0

いろいろと噂の絶えないこの事件
当時は簡単に印象操作できただろうし
冤罪なんて簡単にでっち上げられただろうなあ

実際の事件も結局のところはわからずじまいなわけですが…

集団心理ってこわいわねえ

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1948年に起こった謎多き帝銀事件。
毒薬を使った殺人シーンなど、再現性が高く熊井啓監督の拘りを感じます。
コータ

コータの感想・評価

4.2

1948年に起きた帝銀事件を題材に、ナレーションや記録映像を織り交ぜたドキュメンタリータッチで事件の真相に迫る社会派ドラマ。

冒頭、事件の経緯を犯人目線の主観ショットを用いて描く。被害者の行員たち…

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おかれ

おかれの感想・評価

5.0
占領軍がいた時代。奴らが黒といえば白も黒。捜査技術だけではなく様々な限界があった。真相は永遠に闇。
主演の纏う素晴らしい雰囲気。
なむ

なむの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

1985年の松竹版と比較しますと、熊井啓版は記者と被害者とのロマンスや、記者どうしの友情にウェイトを置いたため、真相を探るには不必要な時間があります。よって松竹版よりもかなりぼんやりとした結果となっ…

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帝銀事件のことはあらかた知っていたが、この映画をみてなんと理不尽な捜査、裁判だったかと思った。真相はよくわからないが、映画自体はとてもよくできた、重厚な作品だと思う。

◎捜査の壁 大量毒殺犯は画家か731部隊関係者か

1964年 日活 108分 モノクロ シネマスコープ
*ピンぼけ ホワイトノイズあり

熊井啓(1930-2007)の監督デビュー作(公開時33歳…

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このレビューはネタバレを含みます

「人は真実を求めたがる。だが真実を掴めたことはあったのだろうか?」

 このラストの台詞が色々示唆してるけど、羅生門や落下の解剖学と同じ、真実が見えてこないタイプの映画だった。
 でも科学の発達とか…

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