神阪四郎の犯罪の作品情報・感想・評価

『神阪四郎の犯罪』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

スタッフに久松静児、姫田真佐久、木村威夫。脚本は高岩肇(「にっぽん泥棒物語」)。

これも50年代日活によくある文芸ものの一つかな。映画「羅生門」50に似ていると思ったら、原作は48-49年に連載(…

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石川達三の法廷裁判劇の映画化だが、名作「羅生門」のパクリみたいで、久松静児監督の演出も舞台芝居の様に大袈裟でオーバーアクションに馴染め無い。ビートたけしもそうだが森繁久彌等コメディアンのシリアスな映…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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文学誌編集者の男が横領と殺人で起訴され、法廷での証人や本人の証言により構成された裁判劇。証人や被告が自分の都合の良い証言を行い、どれが真実かよく分からないのはまるで「羅生門」のような感じ。面白く観れ…

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koss

kossの感想・評価

2.0

伊福部昭の荘厳な音楽で始まる法廷劇と思って見ていたら拍子抜けするほどつまらない。藪の中や司法批判でもない。ただ負け犬の遠吠えを延々と聞かされてゲンナリする。罪状は横領なのか、自殺幇助なのか。検事も弁…

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alsace

alsaceの感想・評価

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配信になかったので、劇場で見てきました。

出来の良い法廷物。羅生門やユージュアル・サスペクツを彷彿とさせる構成。白黒はっきりさせない部分が好印象。

いつの世も、人は自分に都合が良い事しか言わない…

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モノクロ映画、法廷もの
出演者、森繁久彌、新珠三千代、左幸子、轟夕起子、滝沢修、金子信雄、高田敏江など

【内容】
雑誌編集者の神阪四郎(森繁久彌)が文学少女(左幸子)と偽装心中を謀った、として世間…

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Scratchy

Scratchyの感想・評価

4.0

イフクベーに石川達三の文字に重っ苦しそーと思ったけど森繁久彌のそれぞれの証言に共振する陰日向の演じ分け楽しい。事件がゴシップ性を帯びてくる毎に埋まっていく傍聴席。ついには立ち見まで。アプレゲール高田…

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森繁久彌が、女にだらしなくて小狡い?中年男を演じている。

回想シーンを交えながらの法廷劇。

結局ラストまで、神坂は犯罪者なのか立証されていない。皆、自分に都合のいい供述しかしない。
死んでしまっ…

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odyss

odyssの感想・評価

4.0

【左幸子がコワい】

戦後10年くらいの時期のモノクロ映画ですが、よくできています。昔の邦画はバカにならないと痛感させられる作品。

雑誌編集者の中年男(森繁久弥)が、若い女性(左幸子)と薬物を飲ん…

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♪ 千切れた羽を欲しがる あの人は羽ばたく
  夢見るアゲハの様に 狂い咲く花園

昭和31年の法廷劇。
神阪四郎は心中偽装殺人を起こしたのか。
それとも巻き込まれた被害者なのか。
…という事件を複…

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