遠藤要が次の光を浴びながらリングの上でシャドーボクシングをする、その運動の美しさ。コミックと現実が入り混じった描写と遠藤要がマンションの中へ消えた直後に赤い車がフレームインする瞬間に活劇の予感を覚え…
>>続きを読む『ジョーカー』を観た時に、真っ先に思い出した作品がこれ。遠藤要演じる田村の寄る辺なさに心を寄せていると、作品中盤からのギアチェンジにまざまざとしてやられるので要注意。その変貌ぶりは、ホアキンがスクリ…
>>続きを読む☆☆☆★★★
※ 鑑賞直後のメモから
これは色々な意味でヤバい映画だ!
チラシに黒沢清が、「ポン・ジュノの映画を初めて観た時のように、動揺した」…と有るが、あながち的外れとも思えない。
確かに主…
ボクサーを夢見る冴えない男・田村がボクシング漫画を描くための取材に訪れた漫画家・服部と出会う。服部は幼馴染の元プロボクサー・三国を主人公に新作の構想を練っている。しかし、元彼女と三国が結婚することを…
>>続きを読む冒頭シャドーボクシングをして腕に電灯の紐が引っかかり床に落ちて割れる。掃除をする、手を洗う、水が出ない、ドアから手を伸ばし郵便受けを漁るも手が届かない、ドアから外に出て郵便受けを再度漁る、といった一…
>>続きを読むネジのぶっ飛んだ遠藤要の拳の本物感。
ここに真利子哲也の原点がある気がしてならない。
商店街を歩く姿、人を襲う姿が思いのほかディストラクションベイビーってた。
結局金を起点に人が憎しみを抱き、憎悪へ…