【1993年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『十九歳の地図』柳町光男監督作品。東京国際映画祭ではコンペに出品され、審査員特別賞を受賞した。
柳町光男監督は『カミュなんか知らない』はよかった…
1993年度キネマ旬報ベストテン7位
主人公の性格と、物語の中での成長が掴みづらいので脚本とかは微妙
それと、女性の描き方には疑問が残る。
しかし劇中1991年当時の屠場、都電、中国人コミュニテ…
換金所での手アップ、ものすごいブレッソン
時代の画、とりわけ、屠殺場、パチンコなど、もはや撮れない画、多数
外国人コミュニティ的なもの、ただでさえ描写されるもの少ないが、94年、そのワードも出てき…
たくさんのものごとが交錯する場所、東京。
ふたりは東京という場で出逢ったからこの結末になってしまったが、東京という場でないと巡り合わなかった。
全てはこの地に起因しています。
冒頭シーンをサラダ食…
冒頭から何回も出てくる畜牛屠殺の衝撃シーンが頭から消えない。明らかな差別を受けて暮らす中国人留学生にスポット当て、日系中国人アイリーンと留学生ホオジュンとの恋、アイリーンに目を付けたパチンコ店ヤクザ…
>>続きを読む主人公の性格がうまく掴めなかった。
中国人への差別的な台詞を聞くたびに泣いてしまうけど、泣くだけで何も出来ない。全体的にはコメディタッチ。
車窓と掌、自転車を押し登る土手、東京ドームの21番ゲート前…