面白いわけではないが、魔力のある映画というのはこういうのを言うんだろう。
舞台は雪深い長野の温泉街・湯田中。
土着的な自然と露悪的な生々しさを混ぜてしまうところは今村昌平っぽいが、巫女のようなスト…
FILMARKの本欄にクレジットがないが監督は上野俊哉。ピンク大賞(1995年)の作品賞・監督賞受賞作。中上健次の「荒神」を無断で瀬々敬久が脚本化。冒頭の仏具工場、長野の閑散とした温泉街、荒涼とした…
>>続きを読む何か凄いものを見たという感想を観賞後覚えたが、その凄さがどう凄いのか一週間たってもよくわからない。強いて言えば見てはいけない世界を覗いてしまったような後ろめたい気持ちと人間の醜い部分を直視してしまっ…
>>続きを読む主人公が死へ向かってるような中で、抑えきれない性行為が行われる。性衝動から発せられるはずの「生」が、死にゆく退廃的な雰囲気に呑まれてる。
伊藤猛がショベルを手にして画面奥から手前へ走ってくる時、画…
再見。初見時は婆ちゃん強姦シーンから既に退屈気味だったけど、今回(16mmで)再見したら素直に感動しちゃった。フィルムで観てこその映画だった。特に後半が圧巻で、長身の伊藤猛が歩く背後にある木から雪が…
>>続きを読むビンクタイトルからするとついつい女優のONANIE連想するけど、ONANIE男女機会均等。
連続は、伊藤猛、葉月蛍、相川瞳、下元史郎・・・
キャストも良いが作家性が勝ちすぎか。
OPの仏具マニファ…