「水俣」シリーズ17本で知られる土本典昭監督の初期作。警視庁の交通安全PR映画として制作されたが、ナレーションも劇伴もない実験的な手法のためにクレームがつき上映されなかった。後に映画作品として再評価…
>>続きを読むあのニューヨークの暗部をえぐりだしたタクシードライバーかくらいのフォトジェニックさと不穏さ。ドキュメント密着していた主人公の運転手が偶然にもラスト。カメラの前で本当に事故をおこしてしんでしまって。も…
>>続きを読む土本典昭の時代を鋭く切り取る視線
路上戦争
反権力・反体制の立場を貫いた映像作家としては映像記録を超えて 生きている今の時代を捉えるための思想的な装置として機能していた
60年代の路上は広い
朝誰…
YouTubeで見れるのはありがたいが、お世辞にも綺麗な画質とは言えないひどい状態…高画質でいつか見たい。運転手の目線より低い、ボンネットから撮っていると思われる主観ショットが、路上を這いずり回る生…
>>続きを読む事故していないのにいかにも事故したみたいな、事故を想起させるような編集をしていて、事実と事実じゃないもの(嘘ではない)の淡い間をずっとフラフラしている不安定なドライブ。何も起こっていないのにサスペン…
>>続きを読むタクシードライバーを主人公に、64年の五輪直前の東京を描く。
東京はどこも道路工事の真っ最中で、撮影の方法に工夫を懲らした。
カメラマンの鈴木達夫の発案で、タイヤと同じくらいの高さの目線で撮りたいと…
確かにこれを免許試験場で見せられたら「気をつけよう!」よりも「やはり帰ろう…」と思ってしまうかもだが、本来これくらい強烈に時には簡単に死にも直結する自動車運転ってものを印象付けておくべきとも思う。か…
>>続きを読む1964年の東京のタクシードライバーを撮ったドキュメンタリー。
警視庁から交通安全の啓発用に製作を依頼されたが、完成した作品は警視庁の意図に反する内容だったため使用を拒否された。
ナレーションが…