妻とは離婚調停中、仕事への情熱も失い疲れ果てた画家は故郷のカンパーニュ(田舎)へと戻る。放置されたままの庭を手入れするため庭師を募集すると、やってきたのは小学生の頃の同級生。すぐに当時のことを思い出…
>>続きを読む邦題どおりに、緑豊かなカンパーニュ(=田舎)を舞台に、初老の画家と庭師の交流を描いた、ジャン・ベッケル監督の癒し系ドラマ映画。原作は、画家でもあるアンリ・クエコの同名小説。
カンパーニュ(=田舎)…
パリで暮らしていた画家が妻と上手くいかなくなって田舎に戻ってくる
そこで雇った庭師は一緒によくイタズラをしていた幼なじみだった
二人はすぐに子どもの頃の気持ちに戻ってずーっと喋り続ける
二人の会話…
むか〜し観てたけどレビュー残すため再鑑賞。
当時は味のあるフランス俳優ダニエル・オートゥイユとジャン=ピエール・ダルッサンをそんなに知らない時で、まだ老境の話に興味の湧かない時だったのもあり、そこそ…
軽妙洒脱、当意即妙が適言の2人の滋味溢れるやりとりを賞翫するにはある程度の経験を要するか。
変哲ない2人の会話劇だがくだくだしくもなく割と楽しめる。
言外から滲出するえも言われぬうらぶれ感が出色…
2021-05-01記。
阪本順治監督が『半世界』を撮る前に、稲垣吾郎に「こういうのをやりたい」と見せたと聞いたので観賞。
そしたら稲垣くんは画家のほうをやると思っていて、監督が「違うよ、庭師のほう…
フランス映画らしい映像の美しさはありつつも、いわゆる魅せるための表現は抑えられていて観やすさと感動だけが作品に残っている。
人と向き合うこと、愛することが苦手なキャンバスと正反対のジャルダン。この…
老境にさしかかったとき、その手に残るものは有るか
大切なものをしっかりと握っているのか
指の隙間からこぼれ落ちているのか
空っぽなのか
それは、どれだけ誠実に他者と向き合ってきたかで決まるのかもしれ…
偶然再会した小学校の同級生、画家と庭師の友情。
原題の意は、私の庭師との対話。
確かに主人公は都会に疲れ、家庭に問題を抱えた画家の方かも知れない。
対照的な2人だからこそ良い、相互作用と化学反応。
…
最近全然映画みられなかったけどやっぱりフランス映画いいな🥹初老おじ二人の会話劇と光や色彩の美しさセンスの良さは言わずもがな、それぞれが欲望に忠実なくせに葛藤してたりまっすぐに愛してたりしてる。勘違い…
>>続きを読む(C)ICE 3 - KJB PRODUCTION- STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINEMA - RHONE-ALPES CINEMA- 2007