セザンヌと過ごした時間の作品情報・感想・評価・動画配信

「セザンヌと過ごした時間」に投稿された感想・評価

deco

decoの感想・評価

1.3
セザンヌって、こんな人だったんだ。という感想。

タンギー爺さんにちょっと沸いた。
エンドロールがいちばん良かった。
こうも芸術家は生きてる間に幸せになれないのか。本人が花咲く時期と世間で咲く時期は違う。どちらが本当の幸福か。
rmn

rmnの感想・評価

3.7
こういう雰囲気の映画はすき。もともと印象派らへんの画家がすきで、セザンヌについてもそれなりの知識があった。そのため、脚色されている部分もあるのだろうが、その時代の雰囲気が感じることができて心が躍った。
印象派の画家達、タンギー爺さん、サロン、もうそれだけでテンション上がる。話としては暗い話だが、また観たい。
エミール・ゾラは、文からも分かる通り、画家達とは違う細かさ繊細さがあるように感じる。きっと、ゾラにとっては、セザンヌ含め画家というのは、"制作"にあるような、野蛮さ野心さ暗さ汚さなどを感じる存在だったのだろうなと思った。
Rii

Riiの感想・評価

4.5
基本、本より映画派で、ほとんど本は読まないながら、とっても好きで既に家に沢山、何冊も持っているのが、原田マハさんの本。

あの例のMOMAでの職務歴も持つ
キュレーターであり、
作家である彼女の作品は、
19世紀半ばからベル・エポックの時代の人物が描かれることも多い。
(そして私の大好きな海外、食、を描いてくれるから余計に大好き)

そして、めちゃくちゃ好きで何回も観ている映画が
「ミッドナイトインパリ」で、
少し前に「ディリリの時間旅行」を鑑賞してしまった私は、
まんまとこの19C半ばの美術に急に関心を持ち始め
(中学高校と、美術が1番大嫌いだったのに)

本日、原田マハさんの
「原田マハの印象派物語」を片手に鑑賞。

ワインが好きで、仕事で万博を扱うこともあり、1855年のボルドーワインの格付け、パリ万博の開催時期と近いこの時代は、余計に興味をそそられたのです…!

だから、ストーリーとかこの作品云々よりも、
全くの無知の人間にも
わかりやすく教えてくれるこの作品に
感謝!!

そんな気持ちになりました。笑

前に大塚国際美術館に行った時はなかなかわからなかったけれど、
今度行くのが心から楽しみ…!
Maria

Mariaの感想・評価

3.8
最後まじか………
会話主体の映画が基本的に好きなので、作品としても面白かったし、ドキュメンタリーとしてもよかった。
「君は絵を描け、僕は小説を」と言うゾラにセザンヌが「南仏の風くらい自然なことだな」っていうのめちゃくちゃおしゃれじゃないですか…!
セザンヌってこんなに偏屈でその上おぼっちゃまだったなんて知らなんだ。
いやしかし、これほどコテンパンに全員にバカにされても描くのをやめず、自分のスタイルを突き通したってことに感服。
あと、良い大人が、ゾラが描いた小説に文句つけて本気でやりやってるところに、2人の芸術への真摯な態度を感じた。
一歩間違えたら子どものケンカ。でも、本気だから本気で本当なのです。バカにしちゃいけない。
良いと思います。
nori

noriの感想・評価

3.2
芸術家の孤独と苦悩が描かれている。苦しいほどにそれが伝わる映画であった。

親友であるセザンヌとゾラ。
ゾラは小説家として成功するが、なかなか世に認められないセザンヌ。

セザンヌについて感じたこと
無二の親友の作品が、自分だけをモデルにした作品ではないにせよ、結末が「成功せず自殺」であれば、それはいい気はしないよね…。友情を疑ってしまうのも当然。そして、自分の才能も疑ってしまった?それでも必死に描き続けた。生き苦しかったよね…。生きているうちに世の中に認められていたなら、彼の心がどれだけ救われたことだろう。

ゾラについて感じたこと
ゾラにとってのセザンヌと過ごした時間は彼のインスピレーションとなり、彼の作品に多大な影響を与えた。
ゾラがセザンヌへ向ける友情が本物であったと信じたい。
女中に手を出す、、
なんだかゾラにはがっかりした。

美しい映像であり、実在する人物名も多々出てきたので楽しめた。
相応に面白い内容ではあったが、観ていて明るい気持ちになるものではなく、暗い気持ちになった。
【鼻に】そのメガネ、痛そう【食い込んどる】

「彼女は俺の台座なんだ、
彼女なしじゃ俺はグラつく」
みたいな台詞言ったとき、
⁄(⁄ ⁄^⁄o⁄^⁄ ⁄)⁄ クゥーッッ
ってなってたら
秒で24歳下の女に走りやがったww
あの時の気持ち返せ…笑

セザンヌ(おじさん)切なかったなー、、
表面的には嫌な奴だけど
根が悪いわけじゃない。
けど世渡り下手過ぎて…

セザンヌも友人も、その妻たちも、
この作品誰も得してない気がするw
映画で言うとゴッホの圧勝やね。

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セザンヌの生涯に触れるタイミングがこれまでなかったので、絵と人となりとのギャップに驚いた。
生い立ちや世間の評価、いつも状況が正反対であったセザンヌとゾラはぶつかることも多かったけれど生涯を通して親交があり、良き友でありライバルだったんだと窺い知れた。

友情は恋愛よりも難しいという言葉が頭に残る。
映画の後半ではセザンヌが繰り返し絵に描いたサント・ヴィクトワール山と思われる風景も出てきてうっとりした。
エミール・ゾラの小説も読んでみたくなった。
あび子

あび子の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

セザンヌの創作に対する葛藤や苦悩よりエミール•ゾラとの交友にスポットが当たっているのが珍しいですね。
気難しいセザンヌの才能をただ一人信じて支え続けるゾラとの友情はもはや腐れ縁のようなものだったのかもしれない。
人に噛み付く癖に自分は打たれ弱いセザンヌが描かれている、人に好かれたい裏返しで他人に酷いことを言ってしまったのだろうか。
些細なことで人の関係は崩れてしまう、それまでに積み上げたものがなくなる、もう戻れない場所がある、きっとゾラと仲違いした時に半身を失ったような気持ちだったはずだ、それを思うと胸が苦しくなる。
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