動乱の作品情報・感想・評価

「動乱」に投稿された感想・評価

森谷司郎監督、高倉健、吉永小百合出演なので東宝かと思ったら東映の作品である。
五・一五事件から二・二六事件までの激動の昭和を生きた寡黙な青年将校、高倉健とその妻、吉永小百合の愛を、仙台、朝鮮、山陰、そして雪の東京を舞台に描く。
健は脱走した部下の姉(体を売っていた芸者)、小百合を妻にしながらもずっと抱こうとせず、敬語を使い続ける。小百合はなぜ抱かないのかと時には怒りながらも尽くし続ける。ストイック過ぎる夫婦だ。だが、昭和維新を決行直前、健はようやく、初めて小百合を抱く。恥ずかしながら、僕にはなぜそれまで健が小百合の身体を堪能しなかったのか今一つ理解できない。いわゆる美学なのか? こういう形の愛なのか?
それはともかく、本作は健も小百合も役者として一番輝いていた時ではないだろうか。最後まで二人を観ているだけで充分とさえ思わせてくれる佳作であろう。
HK

HKの感想・評価

3.5
「日本沈没」「八甲田山」などの森谷史郎監督による歴史映画。キャストは高倉健、吉永小百合、米倉斉加年などなど

5.15事件から2.26事件までの間の時代背景で起こった青年将校たちのクーデターを契機に生じた皇道派と統制派との対立を背景に、脱走した自分の部下を死なせてしまった一人の軍人と、その脱走兵の姉であり芸者になってしまった一人の女との純愛を描く。皇道派として無謀な反乱の先陣を切る男の運命はいかに。

森谷史郎監督作品はこれまでに見てきた映画では「小説吉田学校」とかが一番好きなんですけど、今回の映画はちょっとばかり捻りがないというか、高倉健と吉永小百合という大物俳優たちによる大立ち回りの演技にいろいろと任せきってしまったような気がしますね。

個人的には、劇中のインターミッションでかかる劇半音楽などは個人的には大好きです。小椋佳さんが作曲しているんでしょうかね。個人的にはあそこのピアノはとても良かったと思います。

ただね…それ以外の部分はよくある邦画。映像的な工夫はあまりないというか、一番印象に残るのは健さんと吉永小百合が浜辺で大空と海をバックにしながら長回しで情感を見せるロングショットが印象深いのですが、これが退屈に見えてしまうような部分もあります。退屈に見えなくてもちょっとインパクト不足というかね。

吉永小百合は今回は日本が経済的に困窮していたがために追い込められる貧乏を背負った悲劇の女性というスタイルで登場していますが、なんというか彼女はスターの演技が際立ってしまうためにちょっと高貴な雰囲気を漂わせてしまいちょっと庶民感がなくなってしまうのですよね。ゆえにあまりこのような女性もしっくりこない。

ただ、高倉健という大御所俳優を置くことによって、はじめてバランスが釣り合うような気がしましたね。ただ正面から抱き合うシーンをロングで見せるだけでこの二人はこんな風格が漂うのですから凄いとと思います。

森谷さんの映画は野村芳太郎さんの映画のような悲劇性や冷徹な空間もちゃんと用意はされているのですが、ちょっとばかり俳優の演技に頼りすぎちゃっているような印象が残る。野村さんは震える舌などでは演出で見せていますからね。それゆえにちょっと緩慢になってしまう所がう~んてなってしまいます。

しかし、終盤のクーデター決行までの盛り上がりのシーンはとても良かったと思います。あそこでの音楽も映画に一種の盛り上がりをかけてとても良かったと思います。この映画は音楽に救われたかな。

いずれにしても、見れて良かったと思います。脱走兵の描写とかが見れる邦画も新鮮。
とし

としの感想・評価

3.2
2019年3月9日 #動乱 鑑賞
#五・一五事件 から #二・二六事件 までの間の青年将校の生き様を描く。#高倉健 と #吉永小百合 の初共演映画。高倉健のギャラが2500万円と当時では破格だったらしい。ハリウッドに比べればかなり安いですよね。ちなみに吉永小百合のギャラは600万円だったらしい。
Hiro

Hiroの感想・評価

3.5
やっぱ、吉永さん別格やわあ、
健さんが、出ると、ピシッと引き締まりますね、、どんな作品も
 1980年の映画。
 高倉健・吉永小百合の共演だが、二人とも
若い。題材は 2・26事件だが、古い作りが
むしろ 懐かしい。
 桜田淳子も久しぶりだった。
AM

AMの感想・評価

3.0
障子越しの影さえも高倉健…。
最後もきっと健さんにしか成せないとも言うべきあの間…
バシッと決まってます。
二・二六事件が題材の映画。
吉永小百合 × 高倉健の切ない色恋も含まれていて、大好きな映画。
ka28mar

ka28marの感想・評価

2.8
昭和維新の顛末
五・一五事件から二・二六事件まで
吉永小百合さんが可憐
[H_H]
せっ

せっの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます


吉永小百合の存在は必要か。
昭和のスター高倉健と吉永小百合の共演ってのはすごいけど、それなら普通の恋愛の話にすれば良かったのに。5.15事件の話なら2人のストーリーは別にいらなかった。
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この映画の中では割と2人がイチャイチャしてるすぐ後に重要な事件がナレーションで教えられるから、事件の内容が頭に入ってこない。
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こういう暗殺とか革命をもくろむ人達ってさ、その作戦を実行に移すことに必死すぎるんだよ。もうちょっと周りの状況分析しろよ!!.
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そして最後はこの時代の映画特有の死に方が長い。普通に頭打たれたら即死だから!(笑).
SK

SKの感想・評価

3.0
35歳?の吉永小百合キレイィィ

葉子役の桜田淳子もめちゃ美人

自決…………銃口を口に当てるのなんて……………怖………怖すぎるょ………
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