オットー・プレミンジャーのキャリア晩年の秀作ミステリー。
保育園に預けた娘が姿を消すも、その行方はおろか存在自体が認識されておらず、警察には逆に嫌疑をかけられる中、娘を探して奔走する母の物語です。
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このレビューはネタバレを含みます
失踪映画の金字塔。
紙を破るオープニングが洒落てる。モノクロによる陰影や、巧みなカメラワークが不安を煽る。アンを演じたキャロル・リンレーがお人形さんの様に美しく序盤から惹き込まれた。
シングルマ…
2023年、249本目。
ある日忽然と姿を消した幼い娘。
失踪した娘はそもそも実在するのか?と疑われてしまう。
"架空の娘を探す居た堪れない母親"の描写は巧みで引き込まれるものの、やや冗長に感じた…
前半は会話劇。後半から本番だが、行くべきところまで行かずに終わっている、という印象。確かに面白いが瞬発的に驚かされる場面は殆ど無く理詰め(?)に感じた。物足りなさを観客が頭の中でいかに補完するかで印…
>>続きを読む2023 10/30 Amazonプライムビデオ観た。レンタル料100円セールにつられてレンタルした。前々から気になってた作品だった。な前情報なしで観てハラハラした。犯人は近くにいて豹変してからの雰…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「バニー・レークは行方不明」というタイトルはもちろん娘のバニーのことだろうけど、(イマジナリーフレンドの方のバニーと照らし合わせて)暗にアンが大人になるにつれ失ったあどけなさを表してたりしないかなぁ…
>>続きを読むアマゾン・プライムでレンタル料を払って、見ました。
現実によくありそうでダークな陰鬱のサスペンス映画でした。
オープニングシーンがまるでヌーベルバーグのような洒落たシュールなオープニングテロッ…