映画の前半と後半でこんなに物語の内容が変わる映画は久しぶり。
前半は天才的な話。後半は辛くも、、愛する人といれば、大丈夫と思わせてくれる話。
親友のチャールズが幻覚なのが一番辛かったろうな。
でも…
統合失調症患者の幻覚を追体験できる映画。今までの現実が幻覚だった、と視聴している私自身も驚かされた。
病気である自分を受け入れ、一緒にいてくれるパートナーや友人に囲まれ、最終的には夢を実現させ、感動…
ある時点から(大学復帰頃かな?)確実に前向きな雰囲気に切り替わったのを感じ取れてよかった。
チャールズが実在しないことが判明するところは見てるこちら側もかなりショック。
というか、主観的な視点で進む…
とある数学者のお話。自分も少しだけ勉強したことがある。
女子のナンパから理論を思いつくの笑った。
途中から軍に協力して暗号解読をするように。と思ったら、中盤でどんでん返し。なんと統合失調症だった。
…
何が現実で誰の言うことを信じればいいのか分からなくなる
こんな大変な病気と戦い続けた主人公と、それを最後まで支え続けた妻。愛に溢れた作品
スピーチで胸ポケットからハンカチを出す所で泣きそうになった…
老いたり病気になったり、壊れたりして、元に戻らなくなってからの人生のほうがずっと長い。
苦しみのピークののち、折れずに闘う決意をする。決意をしてからの長い闘病の時間はカットで一瞬で過ぎ去る。紆余曲…