様々に模倣され、変奏されてきたフランケンシュタインというicon(像)に、これほどまで心が揺らされるとは思ってもみなかった。
村人たちに丘の上へと追われ、巨大な杭に縛りつけられる姿は、ゴルゴダの丘…
開巻いきなり、メアリ・シェリー、バイロン、旦那シェリー出して、有名な「ディオダティ荘の怪奇談義」を思わせる展開から入って、原作に目配せ入れるとこが姑息w
で、始まる話は、ほとんどコメディ。
前作の…
感情が芽生えた哀しきモンスター。あんまり覚えてないけど、お爺さんとの挿話が泣けたと思う。あと一連のモンスターシリーズはカーロフやルゴシ以上に、Charles D. Hallという美術監督の功績が大き…
>>続きを読む怪物が盲目のバイオリニストと交流したことで多少喋れるようになって、より心があることがわかりやすくなった。など所々面白いパートもありますが、基本的に蛇足な感じは否めません。花嫁も最後にちょっとだ…
>>続きを読むまず感心したのは冒頭の嵐の中の屋敷の一室でのシーン。
原作者メアリー・シェリーによって小説『フランケンシュタイン』が書かれる切っ掛けとなった「ディオダティ荘の怪奇談義」を彷彿とさせるこのシーン。
史…
1931年の大ヒット作『フランケンシュタイン』の続編。
前作『フランケンシュタイン』で死んだと思われていた怪物は生きており、再び市内は恐怖に包まれる。さらに二度と怪物を作らないと決めたヘンリーの元…