樹木希林のあのシーン、
あの数秒を見るだけで価値のある一本
何度思い返してもゾクっとするあの瞬間
こういうことに出会うことが、映画を観る楽しみなのかもしれないとさえ思った
樹木希林ものすごい。
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田舎の夏が心の底から好きだから、どのシーンもああこの感じ、このシーン、切り取り方、凄く癒される〜となるはずなのに、残された人間の本音と田舎らしい固さ気まずさのパレードでまるでプラマイゼロである。
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死による家族の中の空虚さを、丁寧な演出と脚本で見せてくれる手腕は、実に上手い。
15年前に水難事故で長兄を亡くした、その命日に横須賀に住む町医者を引退した老夫婦の元に長女夫婦とその子供、次男夫婦が訪…
家族に対しての照れ臭さってなんで生まれるんだろうってすごい思うけど映画だった
大事な存在なのに時に鬱陶しく思うこともあれば、その鬱陶しさから自分を隠す時もある。
適当になりがちな距離感だけど、適当に…
評価:A
2008年 監督:是枝裕和
そして父になる
松竹っぽいテイストの映画
成熟しきった家族の緩やかな崩壊と、新しい家族の結束がテーマとなっており、そこが小津映画とは違ったところ。
タイルの…
大人になってから帰る実家の空気感ってこういう感じなのかな。特に実家が物理的に遠かったり等理由があって、縁遠くなってたりすると。
自分は実家も義実家もわりと頻繁に帰ってる方だからか、こういう緊張感と…
(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会