このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/01/08
濱口竜介の東京藝術大学大学院映像研究科修了制作←長い。暴力についての授業とか本音ゲームとか、折々で彼十八番のワークショップが開催されるので、ファンと…
2024/06/03
撮り方がすこしたどたどしいシーンもあり、唐突な中学校の教室の長口舌のやりとりはちょっと浅いなと思ってしまったものの、たまにびっくりするほど良いシーンがあるのでこの評価。
貴…
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やばい。
奇跡のような明け方の工場での抱擁。脚本として極まった上で圧倒的に美しい映像が重なり、映画でなければならない理由が詰まっている。
バストアップの連続で些細な表情の変化が雪崩のように襲って…
あ、そうか、この感じ、どこかで見たことあると感じたのだが、この作品、ウディ・アレンの映画に近い感覚だ!
ガーシュウィンの『3つの前奏曲 第2番』を使ってもいるし。
たとえば、アレンの『マンハッタ…
明け方のシーン、本当に美しくて、こういう瞬間があるから人生って素晴らしいし人間は美しい、って思った 愛とか恋について全然よく理解できない人間なんだけど、いろんな感情が複雑に絡まり合って恋愛感情はでき…
>>続きを読む彼らは彼らの中から来る、言葉にできない何らかの感情に突き動かされて行動する。そして、後からそれに何らかの引っかかりを感じ、その感情とその引っかかりを理解するために足掻く。
人との関係なんてそうある…
基本的に顔のアップを多用される作品で、近年の濱口作品とは違い、ドキュメンタリックな映像感は持ち込まれていない。
たどたどしいズームやパン、それらは在学中に撮影されたということもあって、中々に拙い。
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