第十一号監房の暴動に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『第十一号監房の暴動』に投稿された感想・評価

マ
4.2

社会的弱者が本来あるべき人権を獲得する為にどんだけ闘わなくちゃいけないかって話を善悪の垣根ぼやかしながら、狭いとこで蒸れまくるおっさん共と暴力とスペクタクルに語らせてるのクソ器用。最後にちゃんと言葉…

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巨匠、ドン・シーゲル監督作品。
巨大刑務所の受刑者たちが待遇改善を要求する話。
中盤から群集心理で盛り上がっていくのが面白い!
ラストシーンで長い廊下を使ってるのが最高すぎる♪
5.0
暴動の映画。脱獄ではなく待遇改善を要求する。抑圧への抵抗。暴力革命。見えない支配の力こそが最も暴力。

暴動までのスピードが異常なぐらい早い。計画を練る時間もドン・シーゲルは無駄だと捉えているのかシュバッと暴動が始まる。
端的でありつつもしっかり印象に残る暴力的な行動が続く。
団結した暴動が次第に落ち…

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やっと観れた
噂通りの傑作。
頭から緊張感ヒリヒリの展開。
そして、ほろ苦いラスト。

めっちゃ面白い
序盤の静寂の中俊敏に進んでいく看守との攻防(監房のロケーションの使い方が上手い…!画面上方からのフレームイン!)からの一気に暴動の輪が広がって大狂乱が巻き起こる様が素晴らしい。
こん…

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SN
4.4

バチくそ面白い。

集団の激しい動きに対しての世の中の動かなさの対比が素晴らしい。

人間ってやっぱ集団になると本当に恐ろしいけど映画って集団によって撮られた芸術だと思うといかに難しいか再認識する。…

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再見。シーゲルの中でも暴力もドラマもアクションも抑制されている印象が強いが、それ故に日常的な身振り、例えばただ監獄内やラストで監獄から出ていく際に移動する行為自体が際立って見えてくるのが流石の手腕。…

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さながら導火線を隠されたダイナマイトに囲まれているかのように、突発的かつ大破壊的なアクションにタイミングも掴めずひたすら遭遇し続ける至上の快感。これを観たいと5年以上待ち望んだ甲斐はあったというもの…

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ドンシーゲルくらいのサスペンスの名手になると、廊下の端から走って受話器を取れるか取れないかにも異常な緊迫感を生み出してしまう

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