民主化直前のチェコスロヴァキア（当時）を舞台に、気ままな独身初老チェリストと、ロシア人の子供の交流をハートフルに描いたヒューマン・ドラマ。アカデミー賞受賞作品。

チャランポランで女性にだらしないチェロ奏者のロウカとロシア人少年コーリャの交流を静かに淡々と綴っていく。あっと驚くような展開もない静かな映画だがとても情緒に溢れている。ロウカが不器用ながらにコーリャに愛情を注ぎ心を通わせていく様は血の繋がりはないが本当の親子のように感じさせる。泣くほどまでは行かないがラストシーンは切なさで一杯になる。

ただ良い映画だとは思うが特別印象に残るシーンが少なくアカデミー賞を取った作品にしては物足りなさを感じる。

コーリャ役の男の子がめっちゃ可愛い。そりゃロウカも愛情湧いてくるよねって位の愛らしさ。下手したら重くなりそうな話だけどテンポよく軽めで見やすくて面白かった。
当時のチェコとソ連の政治的な関係性が分かってたらまた違った感覚なのかもしれない。
それからサブスクとかにないからか見てる人が少なくて残念。

2021-774

• #アカデミー賞外国語映画賞

ベルリンの壁崩壊前年のプラハを舞台にした心温まる愛の詩♬.*ﾟ愛らしい5歳の少年コーリャが涙を誘い、幸せな気持ちで満たしてくれる秀作✨
最初はぎこちなかった55歳のチェリストとコーリャが交流し、本当の親子のように信頼しあっていく姿にはほっこりする😊坊やの為にわざわざ映画チケット5枚買って上映させるっていうのが泣けちゃうな。坊やの『おやすみパパ』にはこちらまで嬉しくなる
プラハの街並みも音楽も美しい。坊やの歌うエンディングにもまたホロリとくる

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