「まるで 自分が他人みたいだ 引き返そうと 時々考えるんだ なのに 先へと進んでた 昼はくだらないラジオ 夜は非人間的なテレビを見た 見るもの聞くものが ただ通り過ぎた」
「自分を失った…
ずっと見たかった!!やっと!
絶対好きだよな〜と思って先送りにしていたけど予想以上に好きでしたね…ヴェンダース三部作、こっから続けて楽しみたい気持ち。
かわいくて愛嬌あってちょっと生意気なアリスと…
間違えて2作目から見てしまったが、そのおかげでこの作品を最後まで見れたかも。
あまりセリフを追って深く考えることができず、映像を眺める程度になってしまった。
知らない少女と旅をする現実ではなかなか起…
飛行機の中で、男が撮った写真を見てアリスが言う。「きれいな写真。空っぽね」男はそれを聞いて、ふっと笑う。
この短いやりとりがとても好きだった。
アリスは、彼の“空虚さ”を見抜いているようだったし、男…
陰画としてのビルドゥングスロマーン(Bildungsroman, 成長物語)について、ヴィム・ヴェンダースの作品を観ると、いつも考えさせられることになる。
主に19世紀のドイツで、ゲーテによる『ヴ…