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「都会のアリス」に投稿された感想・評価

5225

5225の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ひょんなことから少女を預かることになってどうしようっていう話
私親向いてないな
お

おの感想・評価

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ドイツ映画熱い情報頂きとりあえずヴィムヴェンダース!!
苦手なロードムービー
アリスに振り回される時間
子どもって正直で鋭い
H

Hの感想・評価

4.0
 やや断片的過ぎなくもないが、あらゆるカットに詩情があるため、許せる。例えば、ジュークボックスの脇でアイスクリームを舐めながら鼻歌を歌う子どもや、車を追いかけて必死で自転車を漕ぐ笑顔の子どもがいる。アリスの視線の先にこの子どもたちがいると考えると、彼らのカットはアリスの詩になり、切ない。男や少女のPOVでなくても、そこには彼らの言葉にできない心情が滲んでいて、撮影や演出のセンスが光る。写真は空っぽだと言われ、アメリカのTVはすべてが広告であり見る者の能動的な態度を許さない。しかし、この映画そのものはその2つのメディアとは正反対である。
 飛行機やモノレール、電車、車、船など様々な乗り物が登場するが、ほとんどの場合目的地へ向かっている気がしない。まず、飛行機には線路や道路はないから。モノレールは向かうというより町を回るというイメージが強い。車に乗っている時は、「向かう」のではなく「探し」ていた。船では、曖昧な気持ちのまま結局戻されてしまう。これらに乗っていても時間が進んでいると感じづらいのだ。しかし、最後の列車では直線の線路が見られ、真っすぐに進む列車は目的地を視覚的に意識させる。これは、2人の向かう先が決まったこととシンクロする。ラストショットの超俯瞰はこの映画の中でアクロバティックに思えるが、2人の別れの寂しさを強調するとともに、2人の時間が進んだことを決定づける、良い空撮だ。
MikahJay

MikahJayの感想・評価

2.9
幼女とおっさんの珍道中。
幼女が可愛かった。
哀愁漂うギターのジングルと、それ以外はほとんどBGMを入れない構成がよかった。
あと、鉄道好きとしてはNYの地下鉄や、ヴッパータールのモノレール(クラシックなモデルと、最近まで走ってたモデルが両方出てきた)、DBの103系と思しき機関車など出てきたのがポイント高い。

ストーリーはなんだこりゃ?
ヒメ

ヒメの感想・評価

4.1
監督 ヴィム・ヴェンダース

ドイツ人ジャーナリストのフィリップと
9歳の少女アリスとのロードムービー。

「湿ったシリアルは嫌いなの。」
って生意気かと思えば「何かお話しして。」
と甘える子供だったり。
ちょっと不機嫌で気怠そうに(この仕草親近感)
頬杖つくアリスが絵になる。かわいいし♡

「こうなる事はわかってたわ。」って
言っても9歳だもの本当は不安なのよね。
トイレのシーンもカフェのシーンも
床屋のシーンも泳ぐシーンも
ふたりのやりとり好き。

主人公フィリップって頼りなさげだけど
あんないい人いるの?彼の心の変化も良かった。
"プッパータールじゃない"
って所は笑ってしまった...^_^;
あのプリクラは父娘みたいでした。

こんな光の差し方が綺麗なモノクロ映画
初めて観たかも。
少し不穏なメロディーも良かった。
楽しい曲じゃこの雰囲気壊れそうで。
チャック・ベリーは知らなくて残念★

ラストも好き◎
ちゃこ

ちゃこの感想・評価

4.5
一言で表すならばドイツ版の『レオン』!
大人の男と少女の関係性が生々しくなく、心温まる描写で描かれているなと思いました。
砂場

砂場の感想・評価

4.0
ヴェンダースのロードムービ

アメリカを旅するドイツ人、やたら写真を撮る男フィリップ(リュディガー・フォグラー)車でラジオを聴きながら移動。モーテルにてイラついてテレビ破壊。ニューヨークに到着、ドイツに帰るのである。
一ヶ月かかって写真は撮れたが原稿が書けない、編集者には帰国して書くと言い訳する。ところがドイツ行きが全便欠航。仕方なくアムステルダムへまずは向かうことに。空港で母リザ、娘アリスと出会う。元カノの家に行くも出て行って、助けられないわと拒否られる。仕方なく母娘の部屋に転がり込む。帰国日にリザはアリスを置いて男のもとへ消えた。先にアムステルダムに行っててとメモ。アリスはそんな予感がしてた。フィリップとアリスは二人はアムスに向かう。お腹ペコペコ、こんな安っぽい店いや、ホテルに戻る不機嫌な二人、風呂場でフィリップ「怖いんだ」
「どんな怖さ?」「怖さに種類が?」「あるわよ」翌日の便にもリザは搭乗していなかった、なぜママは来ないの、、、、トイレに篭って泣くアリス。おばあさんのところに行くか?でも住所は知らない思い出せない、、町の名前を順番に言ってゆく、そうだブッパータールだ!
おばあちゃんの名前は?知らない、街についたが見当がつかない。結局宿に泊まる。不安なアリスにハリネズミのお話を聞かせる。結局ブッパータールではなかった、、、フィリップはあきれ警察に引き渡す。
チャックベリーのライブに出かける。アリスがホテルにやってきた。警察で聞いたらルール地方だった。車でおばあちゃんの家を探す二人。家を見つけたがすでに別の人が住んでいた。公園で出会った女の家に泊めてもらう二人。新聞によると警察が二人を探している、なぜ君たちは警察から姿を消したのかね?祖母の場所がわかった、母親も帰国しているとのこと。
母のいるミュンヘンまで向かう二人、車内の新聞でジョン・フォード死すの報。フィリップは物語を書き上げることができるか、、、

16mmのアレブレ写真風のルックは結構好き。
ただ前半はイマイチのれず、これは「寅次郎ハイビスカスの花」でも思ったけど、ロードムービーで飛行機の移動ってなんかしっくりこなくて。
ただアリスのスカジャンがとんでもなく可愛く、そこはガツンとくる。
CANのサウンドはメランコリックで良いと思う、攻撃的でないので風景に溶け込んでいる。本作の主人公は行き当たりばったりでそういえばCANのダモ鈴木加入もかなり行き当たりばったりだよなあ。

本作でもアメリカ風味はやはり強く出ており、チャックベリーやジョンフォード。フィリップがアメリカで乗ってた車もバニシングポイントっぽいモデル。

しかしあの母親ネグレクトだよね、アリスが強く生きることを祈る。
「空っぽの家ってお墓みたい」。旅行記が書けずにいる作家のフィリップと''ホットドッグ専門''9歳の少女アリスが成り行きで祖母の家を探して旅をする。アリスは祖母の家がある場所を思い出せず、やっと着いたと思ったら別の人が住んでいる。音楽も含めてグダグダ感に溢れているが、それがなんだか愛おしい。2人が撮ったプリクラ(?)を上から辿っていくと笑顔の移り変わりが最高!しかし、マッチでトイレの臭いを消すって斬新だと思ったら、結構やってる人いるんだ。
Alice in den Städten
Alice in the Cities

ロードムービー三部作第一作
母に見捨てられたアリスと三十路の作家のロードムービー
ヴィム・ヴェンダース監督の"ロードムービー三部作"と呼ばれる一作目。

若い頃から、なぜロードムービーに惹かれるのだろう。たぶん、自分の中の奥深いところの、心象風景みたいなものと関係があると思うけど、まだそれには向き合っていないので、分からない。

ただ、私にとっての"ロードムービー"というジャンルを、こんなに洗練された形で確立してくれたヴィム・ヴェンダース監督と、それを視覚的に、完璧に表現してくれた撮影監督のロビー・ミューラーに、ありがとうと言いたい。

本作は、その原点を改めて確認させてくれる作品だ。登場人物が、ほぼフィリップとアリスだけの、シンプルな物語だから、尚更に際立つ。この旅を通して、主人公のフィリップ・ヴィンターの内面と行動に、確実に起きた変化とその過程。ラストの表情やロケーションから伝わるメッセージ。時代を超えて、いつまでも胸に沁みる。
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