陰画としてのビルドゥングスロマーン(Bildungsroman, 成長物語)について、ヴィム・ヴェンダースの作品を観ると、いつも考えさせられることになる。
主に19世紀のドイツで、ゲーテによる『ヴ…
2人が笑い合ってる時間が増えていくのが微笑ましかった。20歳以上離れた友情なのかな?トイレに閉じこもってる時の会話も素敵。出会う人たちもなんだかんだ温かくて…
母と会えない寂しさも伝わって来て自分が…
情緒。
あてどない、あてどない旅。
一時期『このサイテーな世界の終わり』や『テルマ&ルイーズ』を見て、自分が好きなジャンルはロードムービーだと思っていたことがある。
どちらも逃避行だったからか、…
70年代作品を他観てて
この作品を観ると、作品全体が監督の作風であり
一つ一つのシーンに演出、演技指導が入ってってるんだろうなあと思いながら観ていて
シーンの画角とか色あいとかが印象的だなあ
…
世界の最高傑作をまた一つ見つけた気分だ
大好きな監督、マイクミルズが好きな映画はときかれ、そうだな強いていうなら都会のアリスだな、と語る
その意味がこの映画を見ればわかる
マイクミルズの傑作,カモ…
ヴィム・ヴェンダースが手掛ける「ロードムービー三部作」の一作目
同時期に公開されたロードムービーの傑作『ペーパー・ムーン』と内容が似てたため制作を断念しようとしてたエピソードがある
カメラワーク…
綺麗な写真。空っぽね。
どこに行っても空虚な自分。
特別な体験をしたと思い込みたいから
写真を撮る。存在証明のため。
ほんとに大切な体験をしている時に
風景なんか撮っている暇なんてない。
でも笑…
見るもの聞くものがただ通り過ぎた、というのが一時の苦しくて苦しくてどうしようもなかった自分そのものでウッとくる。地上では旅人であり寄留者である、一瞬のまたたきのようなこの世の旅の途中でもささやかなき…
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