ピアノの音色は言葉よりも雄弁。
コンスタンティアの最後の決断が切なくて泣けてくる。
別れの曲と名付けた邦題センスも秀逸だし、これに合わせた歌詞がまた素晴らしいのよ。
楽聖ショパンと比べると、こ…
古い白黒映画ですが面白かったです。フレデリック・ショパンがポーランドを出てパリで成功するまでの一時期を描いていてとてもわかりやすかった。歴史偉人ものというのは史実だけを描けば良いのではなく、ひとつの…
>>続きを読むショパン(1810〜1849)の半生記自伝映画。戦前ドイツ映画の質の高さをまじまじと感じさせられた。天才ピアニストを戦乱に巻き込む事なく祖国ポーランドからパリへ送り出す恩師の教授、祖国のロシアへの蜂…
>>続きを読むショパンの半生。
ポーランドで音楽を学び、コンスタンティアと愛を育んだショパンには、ポーランドは切っても切れない愛すべき祖国。
しかし、パリに渡り都会の空気に触れ、ジョルジュ・サンドという前衛的な…
ドイツ・オーストリアの楽聖映画は偉大だなぁ。感嘆せずにはいられない。
映画製作する際の創作だろうが、「別れの曲」の歌詞がまた素晴らしかった。
私の心の中で歌が響く それは小さな歌
秘めた愛に満ち…
【醜い事実より、美しい嘘】
少し前に『ショパン 愛と哀しみの旋律』を見て、つまらないな、まるでどろどろの昼ドラじゃん、それにジョルジュ・サンド役もブスだし、と思ったのだった。それからあまりたたない…
ショパンの「エチュード10の3ホ長調」が「別れの曲」と呼ばれるようになったのは、本作フランス語版が日本でヒットし、主題曲を邦題で呼ぶようになったからだという。それほど日本に馴染んでいる曲名。この「別…
>>続きを読む【ショパンの「別れの曲」がそう呼ばれるわけ】
ショパンの「練習曲作品10-3」は映画でもよく使われており、私は今回『心のともしび』でのそれが印象的だったので、曲の成り立ちを描く本作をみようと思った…