永すぎた春の作品情報・感想・評価

『永すぎた春』に投稿された感想・評価

数年前に原作を読了済み。
若尾文子と川口浩のコンビが大好きなのでずっと観たかった作品がついにKADOKAWAチャンネルに来た!

話のテーマとしては、同じく田中重雄監督が手がけた「愛河」と同じで婚前…

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cuumma
3.6
定番、若尾文子と川口浩の恋愛物語

ただ、今作婚約中につき、なかなか成就されないうえに横槍も入ってくる

三島由紀夫原作、白坂依志夫脚本と来れば「青空娘」の増村保造と来そうだが、敢えて、気を衒わないベテラン田中重雄監督が幸い、衣装デザイン中原淳一のお洒落感も素晴らしい👍、1950年代後期の都会風情が輝い…

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あやや×川口浩×白坂脚本で面白くない訳がない。
東大や本郷周辺の街並みや、若い美輪明宏の歌唱も楽しんだ。衣装指導が中原淳一だって!どうりでバチっと決まったワンピースの多いこと♡
婚前交渉の是非というネタでも、三島の原作は面白いし、白坂の脚本センスも、古臭さを感じさせない、爽やかな仕上がり。

少なくとも映画の中においては、若尾文子と川口浩はベストカップルというイメージが有る。
婚前交渉のことを「結婚前の結婚」って称してて笑ってしまった。
ラブコメにしては理屈先行なのが鬱陶しいが、四季折々…

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57年大映作品。三島由紀夫の原作は56年刊行。この当時はまだ結婚するまでは肉体関係を結ぶのを良しとしない倫理が働いていたわけだ。映画は他愛ないもので若尾文子主演でなければ見ていない。古関裕而が音楽を…

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odyss
4.0

【今も見るに値する佳作】

三島由紀夫原作による昭和32年作の映画ですが、今見てもたいへんに面白い。

東大生(川口浩)と、東大近くの古本屋の看板娘(若尾文子)が恋に落ちて婚約するのですが、結婚は彼…

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三島由紀夫の原作が発表された翌年の作品なので、婚約、結婚についての考え方に、皆頷いて共感しながら観たんだろうな。
60年以上前の映画のため、今では考えられない「古い」観念も中にはあるけれど、主演の二…

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Jimmy
4.0

初見は映画館(阿佐ヶ谷ラピュタ)で2013年4月21日に鑑賞なので、7年ぶりに観た。
1957年の若尾文子&川口浩W主演のカラー作品であり、自分が生まれるだいぶ前の東京をカラー映像で見られるのが素晴…

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