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一番辛いのは笑われること
トッド ブラウニングは映画界に入る前はサーカスの一員として巡業していた背景を持つ。見世物としての要素が強いサーカス、奇人たちが登場するのも自然なことで…
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病的に手を怖がるナノンと、両腕がないフリをしているアロンソ、ナノンに恋するマラバールの、サーカスを舞台にしたお話。馬の足元が回転してたら何の意味もない気がするが…。
アロンソの顔芸は見物でした。特…
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「フリークス」の監督トッド・ブラウニングのサイレント映画。やはりサーカスが舞台で主人公は腕がないことを偽っている多指症の男、相棒が小人。その男が男の腕に恐怖感を持つ女性に恋をして、、というカルトの古…
>>続きを読む直接的なショック描写は少ないものの、展開の異常さはまさに見世物の系譜。会話に配慮を込めない感じとか、フリークスと見せかけて…のギミックとか計算された悪趣味はむしろ趣味良く感じる。ホラーはホラーでも藤…
>>続きを読むロマ風?な伴奏と狡猾なキャラクターが相まって色物な印象。
男の手への恐怖症というモチーフがなんだか今日的だと安易に感じるも、それはあっけなく克服される。
ロン・チェイニーの図体を持て余したような薄幸…