失った脚への執着と不具な自身の醜さに対する自己嫌悪に由来する美への憧れが、裏社会の王である彼をただの悪人ではない、魅力的な人間にしている。冷酷さと1人ではピアノを弾くこともできないという劣等感の間に…
>>続きを読む幼い頃の医療ミスにより脚を切断されて性格が屈折して悪党になった男、まさしく過酷な過去によって人間性をこじらせてしまった人物を演じるのを得意とするロン・チェイニーにぴったりの役どころだし冷酷な般若のお…
>>続きを読む幼少時の事故により、手術で両足を失ったロン。彼の願いは、医師への復讐、他人の足を奪い、自分の足に繋げること。そして暗黒街を支配することだ。他人の足を繋げるというのは「顔のない眼」的発想だ。だが、彼の…
>>続きを読む元祖「オペラ座の怪人」(1925)で有名なロン・チェイニーの初期傑作。原題は「The Penalty」。
小児の時に受けた手術によってブリザード(ロン・チェイニー)は両足を失った。27年後、彼の望…
作品全体が異形としか言い様がない作品。無理矢理過ぎるハッピーエンド(洗脳されたみたいで全然ハッピーじゃない、ストレートなバッドエンドのほうがマシ)が作品のグロテスクさを引き立てている、プレコード時代…
>>続きを読む生演奏 ピアノ:鳥飼りょうさん
脳の障害があったにも関わらず医師の誤診により足を切断されたブリザード
医師は悪夢でも見てたんだろうと誤診を否定
人生を台無しにされたブリザードはサンフランシスコの暗黒…